大河ドラマ「真田丸」第1回“船出”
大河ドラマ「真田丸」第1回“船出”
NHK総合 1月10日放送
大河ドラマ「真田丸」の第1回を、期待と不安が交じり合う、複雑な気分で待っていましたね。
もともと、女性が主役の大河ドラマが苦手で、前作はやはり挫折して、仕切り直し的な気持ちもありましたし・・・。
三谷幸喜さんの脚本ですが、放送前から映画「ギャラクシー街道」の不評で、不安視されていたようです。
私は映画を観ていないので、何とも言えませんが・・・。
言えることは、三谷さんの監督作品では第1作の「ラヂオの時間」(1997年)が最高だと思っていますね。
何度観ても、ノンストップの展開で、その勢いに気持ちよく笑えて、最後に楽しい気分が残ります。
肝心の「真田丸」ですが、面白かったですね。
歴史が苦手なので、戦国武将の誰が北にいて誰が南にいて、とか必死に頭の中でシュミレーションをしているところに、突然現代劇かと思える会話やシーンが現れます。
その緩急に助けられました。
三谷ワールド全開になると、「新選組!」(2004年)のようなコアなファンを獲得するのかな、などと第1回から考えることではないですね。
ちなみに、私は「新選組!」は早々に脱落した組です。
それにしても、戦国時代とは言え、裏切りの連続で、誰を信じていいのか、恐ろしくも哀しい展開でしたね。
第1回からのこういう展開は戦国ものらしくて、好評なのではないでしょうか。
子役時代から始まらなかったのが新鮮で、緊迫感、臨場感もありました。
正直、平岳大さんが演じた武田勝頼が主役のようにも感じた回でした。
平さん、いつも脇に回っているところしか観たことがありませんが、それでも強く印象に残る俳優さんです。
大河ドラマにふさわしい俳優さんだと思うし、イメージ的には織田信長役で観たかったですね。
それにしても、「のんびりゆったり路線バスの旅」(NHK)にはもう出演しないんでしょうか。
大河ドラマと言えば、同じ俳優さんがちょっと時期を置いては出てくる印象がありますが、今回はまったく知らない俳優さんがいて、新鮮でした。
特に武田家の家臣に観受けられましたが、私だけですかね。
戦国武将に詳しくないので、イメージがほとんどまっさら状態ですから、信繁役の堺雅人さんも兄・信幸役の大泉洋さんも違和感なく観られました。
本人たちのイメージがそのままの感じがして、楽しいですね。
でも、確か後に敵味方になると聞いているんですが・・・。
大泉さんの苦悩の表情が思いつかないんですが、そこをどう演じるのかも楽しみです。
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*大泉洋×堺雅人
緊張と緩和を感じた第1回でした。
戦国時代の勉強をしながら、楽しんで観ていけそうです。
内野聖陽さん(徳川家康)や遠藤憲一さん(上杉景勝)が出演することを事前に知らなかったので、それだけでも続けて観ていけそうです。
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