「相棒season14」第11話“共演者”
「相棒season14」第11話“共演者”
テレビ朝日 1月13日放送
いがみ合う二人が実は共犯者だった、というパターンはよく観ます。
今回は女優役の二人(高橋かおり&多岐川裕美)がそういう演技をしたわけですが・・・。
最初のほうから、何となくわかってしまいました。
視聴者に疑問を持たせるように不自然さがわかる演技を、それとも逆に騙しおおせるほどの演技をするべきなのか、難しいところだったのでしょうか。
そんなシーンを観ていて、まったく関連の無い “蟷螂たちの幸福”(season6・第3話)の荻野目慶子さんを思い出したものです。
女優ではなく、余命の無い作家の役でしたが、狂気を感じさせて鬼気迫る演技でした。
当時、このドラマの作り手が熱かったのか、それともこちらがファンとして熱かったのか・・・。
昨夜はつい居眠りをして、今日観直してこれを書いています。
長いこと観続けていると、観かたが厳しくなっているのかもしれません。
↑ “蟷螂の幸福” 収録
高橋かおりさん、“閣下の城”(season4・第1話)でも、最後に笑う?したたかな女役でした。
イメージが固定して(「相棒」内だけ?)、気の毒な気がします。
多岐川裕美さん、せっかくの初登場でしょうから、“女王の宮殿”(season5・第17話)の大空眞弓さんのように、品のあるちょっと洒落た役をやってほしかったですね。
桜庭かなえのファンらしく、赤いコートにサングラスという、伊丹(川原和久)の珍しい姿に笑わせてもらいました。
何だかんだ言っても、特命に利用されていますが、特命が関わらない事件はきちんと解決していると想像していますよ。
今回は、冠城(反町隆史)が目立ちませんでした。
来週は、あの陣川(原田龍二)の登場で、どんな絡み方をするのか想像できないですね。
振り回されるのか、意気投合するのか、面白くなることを期待しています。
今回の脚本は坂上かつえさん、監督は兼﨑涼介さん。
私の覚えている限りでは、初めての担当のような気がして、ちょっと調べてみました。
坂上さん、仲村トオルさんの「刑事殺し」(2007年~テレビ朝日)を書いた方なんですね。
兼﨑さんは、「科捜研の女」を担当していたようです。
その「科捜研の女」は、今は櫻井武晴さんや戸田山雅司さんが担当しているんですね。
岩下悠子さんの名前も見つけました。
個人的には「科捜研の女」が苦手で、観続けられません。
皆さん、もう「相棒」には戻らないのでしょうか。
古沢良太さんもほかで忙しそうですし・・・。
だとしたら、とても残念です。
<これまでの感想>
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話元旦スペシャル
相棒 season 13 DVD-BOX 1
相棒 season 13 DVD-BOX 2
相棒シナリオ傑作選
相棒シナリオ傑作選(2)]
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