「相棒season14」第12話“陣川という名の犬”
「相棒season14」第12話“陣川という名の犬”
テレビ朝日 1月20日放送
ナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」で始まって、“おっ!”と思ったんですが・・・。
せっかく洒落た感じで始まったのに、何となく面白さを感じなかったですね。
あの陣川(原田龍二)も、彼らしかったのは周囲の予想とは別に、冠城(反町隆史)を先輩呼ばわりしたことだけでした。
あとはシリアス一方でしたね。
いつものパターンでは、そろそろ飽きられるという考えだったのかもしれませんが・・・。
つい、season13のラストで、犯罪者となった甲斐(成宮寛貴)を思い出したものです。
シリアスな陣川を演じる原田さんの表情に老い(失礼)を感じてしまいました。
こういうかたちになると、もう陣川の出番は無いのでしょうか。
連続殺人犯を演じた野間口徹さん、取り調べシーンが主なのに、無表情で不気味な存在感がありました。
「あまちゃん」のヌメッとした地方局のディレクター役を思い出して、俳優って凄いなあ、と思ったものです。
陣川の例によって片思いの相手で、殺害されてしまったさゆみ役は、黒川智花さん。
陣川との馴れ馴れしい(ざっくばらんな性格?)会話にちょっと違和感がありました。
NHK木曜時代劇「ぼんくら2」の寺子屋の先生役がしっとりしていて素敵でしたね。
久しぶりに登場した大河内主席監察官(神保悟志)、ラムネをポリポリ食べる仕草も久しぶりのような気がします。
その上、“愛する人が殺された気持ちは理解します”なんて・・・。
古くから「相棒」を観ている人にはピンとくるセリフかもしれませんね。
あちらは自殺でしたが・・・。
season2・第18話“ピルイーター”です。
ラストで、右京(水谷豊)と冠城が、さゆみの本心(あくまで推理・推測ですが)を陣川に伝えたのにはホッとさせられましたけど・・・。
「アンフォゲッタブル」が所々で流れましたが、どうせなら最後は娘のナタリー・コールとのデュエット(父親が亡くなった後に、機械的に録音)したものだったら、もっと盛り上がったのに、と思いましたね。
個人的には、どうも乗り切れなかった回でしたから・・・。
*ナタリー・コールとのデュエットも収録
<これまでの感想>
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話元旦スペシャル
第11話
相棒 season 13 DVD-BOX 1
相棒 season 13 DVD-BOX 2
相棒シナリオ傑作選
相棒シナリオ傑作選(2)]
« SMAP解散騒動について | トップページ | 「スペシャリスト」第2話 »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- ドラマ「マウンテンドクター」(第1回)を観て(2024.07.11)
- 朝ドラ「虎に翼」鑑賞中(2024.05.29)
- 朝ドラ「ブギウギ」が終わって(2024.03.30)
- NHK「ふたりのディスタンス ピース 綾部祐二と又吉直樹」を観て(2023.12.28)
- 朝ドラ「ブギウギ」に感動中!(2023.12.07)
「ドラマ「相棒season14」」カテゴリの記事
- 「相棒season14」最終回2時間スペシャル第20話“ラストケース”(2016.03.17)
- 「相棒season14」第18話“神隠しの山” 第19話“神隠しの山の始末”(2016.03.10)
- 「相棒season14」第17話“物理学者と猫”(2016.02.25)
- 「相棒season14」第16話“右京の同級生”(2016.02.18)
- 「相棒season14」第15話“警察嫌い”(2016.02.11)