大河ドラマ「真田丸」第4回“挑戦”
大河ドラマ「真田丸」第4回“挑戦”
NHK総合 1月31日放送
家康役の内野聖陽さんが本格的に登場しました。
イメージと違うんですが、内野さん流というか、脚本担当の三谷幸喜さん流というか、面白いですね。
梅雪(榎本孝明)相手に、“同じ裏切り者でも、格が違う” には笑ってしまいました。
今回も、真田昌幸(草刈正雄)の器の大きさというか、食わせ者感が更に発揮された回でしたね。
戦国の世を生き抜くって、こういうことなんだろうなあ、と思ったものです。
まだ始まったばかりなんですが・・・。
信長(吉田鋼太郎)に会う前の、信忠(玉置玲央)、そして続く家康との駆け引きシーンは緊迫感があり、見ごたえがありました。
家康とは、完全に腹の探りあいでしたからね。
信幸たちが会見の場に向かうシーンのカメラが斜めから持ち直すという方法で、不安と緊張感を漂わせて、面白かったです。
信長の登場、そして下からあおる写し方も迫力を感じさせましたし・・・。
信繁(堺雅人)は、まだまだ傍観者でしかないわけで、でもそれが経験として積み重なっていくのだ、と思わせる堺さんの佇まいでした。
まだ少年役で大変ですが、これからですよね。
結果を待つしかなかった信幸(大泉洋)にも、見せ場?がありました。
姉・松(木村佳乃)と夫・茂誠(高木渉)の件は、きり(長澤まさみ)の機転に乗った感じで見逃してくれて・・・。
その上、織田への人質の件でも、最終的に彼の意見で松に落ち着いたりして・・・。
常に長男としての真面目さが出て、大泉さん、よい感じですね。
人質の決定までの流れは、今回の緊迫したシーンの中で、コメディ部分となっていて、楽しかったです。
戦国時代といえば、どうしても悲壮感漂うストーリー展開で、登場人物も重たい感じになりますが、今回はどこか楽しく観られるから不思議です。
三谷さんの「新選組!」(2004年)は、開始まもなく挫折したんですが、同じような気分で観られたのかも、と思うと、今更ですがちょっと残念な気がします。
それにしても、ホッとするまもなく本能寺の変が起きます。
展開が速くて、飽きさせないですね。
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