「相棒season14」第14話“スポットライト”
「相棒season14」第14話“スポットライト”
テレビ朝日 2月3日放送
「相棒」を長い間観ていると、確かにつまらないと思える回、後味の悪い回、何も印象に残らない回などたくさんあります。
社会的な問題を取り上げられれば、背景的には解決が無いままで終わり、重たくてやりきれなくなる回もありましたね。
でも、今回は何とも嫌気を感じる回でした。
いつもバラエティで楽しませてもらっている芸人を取り上げていたせいかもしれません。
綺麗ごとではなく、やはり成功する裏側にはいろいろのことがあるだろう(別に芸人の世界だけとは限りませんが)ことはわかりますが・・・。
ただ、このドラマで描かれた、売れない芸人にとっての2分という時間には、ちょっとしんみりしましたね。
話はズレますが・・・
個人的には、バラエティ番組で芸人たちが切磋琢磨している光景を観るのが好きですね。
それでいて、なぜか、彼らの漫才やコント(本職ですよね)に興味はありません。
観ないくせに、あまり彼らの力量を信頼していないところがあります。
サンドウィッチマンだけは別格ですが・・・。
別にこちら宮城県出身だからというわけではありません。
ストーリー自体、印象に残りませんでした。
そのせいか、右京(水谷豊)の推理が冴えている感じも無かったですね。
犯人が、昔の夢(ヘアースタイリスト)のために、犯行の際に近くにある鋏を使わなかったとか、後付のように感じました。
そういえば、ネイルチップが花のそばにあったのはどうしてでしょうか。
確か相方の伝(渋谷謙人)が脅迫のために利用したものだったんですよね。
その伝ですが、別に脅迫しなくても、一時的にも脚光を浴びるチャンスはあったのではないでしょうか。
才能あるコースケ(駒木根隆介)のためにも、ということらしいですが・・・。
そのコースケも、事件に巻き込まれたときも、漫才中も、その熱さに、逆に引いてしまったものです。
肝心の漫才が面白くなくて、ノレなくて、だから感動もできなくて・・・。
売れていない設定ですから、当然といえば当然なのですが・・・。
実際の漫才師を出演させていたら、どうなっていただろう、とちょっと想像してみました。
それにしても、冠城(反町隆史)が、事件と直接関係ないところで、右京の後ろなどでちょこちょこ見せる仕草が気になりますね。
たとえば、今回は米沢(六角精児)や角田(山西惇)と絡むシーンなど・・・。
間が持たなくて、遊んでいるということでしょうが・・・。
反町さんの相棒はいいと思うので、その役の設定に迷いがある感じが残念ですね。
来週のゲストが浅利陽介さんということで、楽しみにしています。
<これまでの感想>
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相棒シナリオ傑作選
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