「相棒season14」第16話“右京の同級生”
「相棒season14」第16話“右京の同級生”
テレビ朝日 2月17日放送
今回のBGMには、こちらの記憶違いでなければ、昔の音楽が使われていましたね。
“コンコ・コーン”とか、あくまでラストで静かな余韻を残す “タンターン、タンターン” とか・・・。
懐かしかったんですが、いつ以来でしょうか。
ストーリーは、特にひねりも無かったですね。
毎回ひねる必要も無いのですが、現代の問題を取り上げるという社会性を出すのなら、もう少し訴えるものがあったら、と思ってしまいました。
たとえば、“ボーダーライン”(season9・第8話)などは、胸に突き刺さるほどの感覚に襲われたものです。
今や、こちらの感性が鈍くなっているだけなのかもしれませんが・・・。
ゲストは、竹下景子さん、右京(水谷豊)の小学校の同級生役でした。
竹下さんと言えば、正統派の女優さんですが、「吾輩は主婦である」(2006年・TBS)でのコメディ演技には驚いたものです。
その振り幅に驚かされたのですが、楽しかったですね。
今回の出演は、個人的にはちょっと違和感がありました。
出来れば、シリアスな日常を淡々と描くような作品で観たいですね。
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今回は、冠城(反町隆史)があまり目立ちませんでしたが、これまでのような変な(失礼)動きをしないで、自然に佇んでいる感じがよかったですね。
これまでの相棒と違った個性を持たせたいのはわかるんですが、冠城はエリートなので、神戸(及川光博)と同じようでいても不思議はない気がします。
現に、今回は上司・日下部(榎木孝明)との間に相容れない空気が感じられるようになっていますから・・・。
それにしても、右京の小学生時代を観られたのは新鮮でしたね。
何より驚いたのは、桜木健一さんが出ていたことです。
最後まで気がつかず、エンドロールで名前を見て、どの役?と思ったものです。
最後にエルドビアに逃げる、人材派遣業のボスでした。
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