「相棒season14」第17話“物理学者と猫”
「相棒season14」第17話“物理学者と猫”
テレビ朝日 2月24日放送
今朝、録画を観直しました。
というか、昨夜は疲れたせいで居眠りをしてしまったので・・・。
面白くなかったわけではありません。
ファンの間では評価が分かれると思いますが、個人的には面白かったです。
長いシリーズで、このところネタ切れと言われ続けていますが、工夫が見られて、新鮮な気分になりましたから・・・。
何より殺人事件が起きなかったことにホッとしました。
ほとんどが妄想だったというのは、“新・Wの悲喜劇”(season6・第17話)を思い出させましたね。
↑ “新・Wの悲喜劇”収録
右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)が遺留品を返しに行くところから始まりました。
不満げな冠城に、神戸(及川光博)のことを思い出したものです。
今回も、冠城は不自然な動きに感じられず、よかったですね。
時おり、右京に変わって説明する様子はやはり神戸ふうで、結構説得力がありました。
右京が凄すぎて、どんな相手でも相棒にはなっていないという批判は昔から言われていることです。
聡明な大人で自然体、というのが、個人的には好きですけど・・・。
右京は最初から遺留品のノートに興味深々で、ドラマではラスト近くに“RT”の意味を知って、2ヶ月前の事件の真相にたどり着いたわけですよね。
実はあっという間の事件解決だったわけで、ドラマ的にはその間に准教授・堀井(正名僕蔵)の妄想シーンが何度も挟まれているという作り方でした。
あくまで、二度観してわかったことですが・・・。
堀井役の正名さん、脇役としてよく見かける俳優さんです。
ほとんど犯罪者とか異常者の役だったりして、一筋縄ではいかない俳優さんというイメージでした。
たまに刑事役をやっていても、どこか裏があるのだろうと思わせる、独特な雰囲気を持っている俳優さんですよね。
正直、気持ち悪い(失礼!)と思ってしまうこともしばしばでした。
でも、出ずっぱりの今回は、一転してとても魅力的に感じたものです。
それが何でなのかよくわかりませんが・・・。
↑ 正名僕蔵 出演
“シュレディンガーの猫”について知らなかったので、ちょっと調べてみたのですが、返ってわけがわからなくなりました。
自分の頭の限界を感じてしまいましたね、今更ですが・・・。
それにしても、現実の事件を髣髴とさせるストーリーでしたね。
ある程度時間が経ったので出来たドラマなのかな、と思ったものです。
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