大河ドラマ「真田丸」第10回“妙手”
大河ドラマ「真田丸」第10回“妙手”
NHK総合 3月13日放送
日に日に変わる戦国の世の状況は、凄いですね。
そこを生き抜くことがどんなに大変なことか、そう思いながらも楽しく観てしまっています。
今回は何ともすっきりハッキリ、心地よい展開でした。
信繁(堺雅人)と信幸(大泉洋)の活躍は素晴らしかったですね。
ずっと主役は父親・昌幸(草刈正雄)で、彼の独壇場のようでしたから、よけいに・・・。
生真面目で父親に振り回されてばかりいた信幸が、徳川家康(内野聖陽)と対決。
一歩も引かない堂々とした態度には驚かされたものです。
脇に叔父・信尹(栗原英雄)が控えていたことも大きいですかね。
終わった後に見せた態度に、久しぶりに大泉さんらしい姿を見て、笑ってしまいました。
信繁の方も、兄に負けず劣らず、いったん裏切った上杉景勝(遠藤憲一)との交渉に・・・。
あんなに刀に囲まれての交渉は、いっそうやりづらいでしょう。
芝居を打ってほしいという、かなり図々しい申し出を受け入れる景勝って、本当にまっすぐでいい人なんですね。
もちろん、彼なりの思惑があってのことでしょうが・・・。
直江兼続(村上新悟)が脇に控えていますし、ね。
それにしても、家康にしても景勝にしても、優秀な家来がいて、よりその存在が生きていくという感じですね。
北条氏政(高嶋政伸)・氏直(細田善彦)の場合はそのあたりが見えていません。
江雪斎の山西惇さんでは、どうしても「相棒」の “ひまか?” を思い出してしまって・・・。
梅(黒木華)が信繁と結婚するようですが、当時の身分的にはどうなんだろうと不思議な気がしました。
きり(長澤まさみ)のほうが、地位的には自然なのかな、などと思ったものです。
↑ 出演:黒木華
とり(草笛光子)がその後どうなったか、気になっていたのですが、徳川方の人質になっていたんですね。
その前には木曽の人質だったことを思い出しました。
木曽を子ども扱いにしたシーンを思い出しましたね。
それにしても、人質って大変、というか、あの部屋の女子どもたちを見て、預かるほうも大変な気がしたものです。
昌幸にとっては、二人の息子の活躍は頼もしいでしょうね。
これからの作戦が何だか楽しそうなんですが・・・。
今後三人でスクラムを組んで戦国の世を渡っていくのかと思うと、観ているこちらも、今後の展開がほとんどわからない分、どんどん楽しくなっていってます。
<これまでの感想>
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回
« 「スペシャリスト」第9話 | トップページ | 「相棒season14」最終回2時間スペシャル第20話“ラストケース” »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 朝ドラ「虎に翼」が終わって、思ったこと諸々。(2024.09.29)
- ドラマ「マウンテンドクター」(第1回)を観て(2024.07.11)
- 朝ドラ「虎に翼」鑑賞中(2024.05.29)
- 朝ドラ「ブギウギ」が終わって(2024.03.30)
- NHK「ふたりのディスタンス ピース 綾部祐二と又吉直樹」を観て(2023.12.28)
「大河ドラマ「真田丸」」カテゴリの記事
- 大河ドラマ「真田丸」最終回(2016.12.19)
- 大河ドラマ「真田丸」第49回“前夜”(2016.12.12)
- 大河ドラマ「真田丸」第48回“引鉄”(2016.12.05)
- 大河ドラマ「真田丸」第47回“反撃”(2016.11.29)
- 大河ドラマ「真田丸」第46回“砲弾”(2016.11.21)