朝ドラ「あさが来た」萬田久子さんの涙、宮﨑あおいさんの微笑み

かなり久しぶりに、朝ドラ「あさが来た」について書く気になりました。   
ほとんど欠かさず観ているんですが･･･。    
だいぶ評判が良いようですが、“びっくりポン”もあれだけ続けていると耳慣れて、世間的にも認知されている様子ですね。    
   
今朝は、萬田久子さん演じるはつの義母・菊が亡くなりました。    
はつ（宮﨑あおい）をいじめ抜き、息子・惣兵衛（柄本佑）に刺されそうになるというショッキングな展開にもなりましたが、長い年月を経て、家族に労わられて、幸せな最期でしたね。    
   
萬田さん、このところ静かに涙を流すシーンが続いていて、さすがに女優さんだな、などと思っていたものです。    
役的には、自分も蔵に何度も閉じ込められたりして厳しく躾けられたことが、はつに対しても同じようにしてしまった後悔をしみじみ語ったりしていました。    
三王寺屋を再興することは叶わなかったですが、今に至っては、そのあたりも理解していたでしょうね。    
   
ドラマが終わり、「あさイチ」が始まった頃になって、初めて泣けそうになりました。    
ちょっと時間差が、と思ったら、それまで元気だったらしい有働さんも、急に涙が溢れてきた様子で、何とも嬉しかったものです。    
   

                     

         

            

萬田ルールズ
[万田久子]   

         

      

 

このところ、と言うかずっと、宮﨑さんの表情に癒されるためだけに観ているような気がしています。
あの静かな微笑みは、大げさに言えば、菩薩様でも見ているような気さえしますね。
朝から穏やかな気持ちにさせられています。   

前回、朝ドラ「あさが来た」惣兵衛帰る でも書いているので、省略しますが、本当はこれまで宮﨑さんは苦手な女優さんだったんですが･･･。    
今は、彼女の微笑を見るためだけに観ていますね。    
それと、千代（小芝風花）の親友・田村宜（吉岡里帆）のキラッと光る丸めがねが気に入っているんですが･･･。   

                           

          

             

蝶々さん
-最後の武士の娘ー
[ 宮崎あおい ]   

          

         

   
注目し続けていた柄本さんが、優しくいい人になってしまって、目立たなくなったのが、ちょっと残念ですが、安心して観ていられるとも言えます。    
何しろ、史実では、はつは若くして亡くなっていたわけですから、彼らが登場するだけで儲かった気分にはなります。    
   
あさ役の波瑠さんも今は余裕を感じさせていいですね。    
正直、朝ドラヒロイン特有の、きゃんきゃんとうるさく、一人突っ走っていく若い頃は苦手でした。    
今は、娘･千代との確執（というほどのものではないですが）部分が長すぎますが、これも姑のいじめと並んで朝ドラ名物らしいのでしかたがないようです。    
   
考えてみれば、放送はあと1ヶ月ぐらいですか。    
個人的には、注目部分が違いすぎた気もしていますが、着々と話は進んで、まもなく大団円なんですね。    
ここまでずっと時代劇風になるとは思っていませんでしたが、新鮮で良かったです。    
もう総括している自分に笑えますが･･･。

 

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