大河ドラマ「真田丸」第13回“決戦”
大河ドラマ「真田丸」第13回“決戦”
NHK総合 4月3日放送
この回を待ちに待っていた人は多いのでしょうね。
私としては苦手な映像が満載でした。
戦いのシーンが駄目で、特に狭い所で槍とか弓矢とかが入り乱れてしまうと、しばらくは画面から目をそらしてしまいます。
それにしても、まるで漫画みたいな戦いだったんですね。
もちろん生死をかけているわけで、泥臭くて当たり前、格好なんか気にしていられませんが・・・。
あの海津城にかき集められた老人や子どもたちは無事だったんでしょうね。
前回、あんなに格好いいと思った直江兼続(村上新悟)に、ちょっとがっかりしたものです。
徳川家康(内野聖陽)が、戦いとなったら、これまでと一変して黒く強くなっています。
その家康にも堂々と対する叔父・真田信尹(栗原英雄)は、相変わらず格好いいですね。
俳優さんたちが格好いいかどうかで、このドラマを楽しんでいる自分に笑えますが・・・。
戦いのシーンが主なので、笑えるシーンはちょっとでしたね。
信繁が抱いた赤ちゃんを落っことしそうだからと言いながらも、信幸(大泉洋)の妻・こう(長野里美)だけはスルーしたのには笑えました。
確か、しゃもじさえ重くて落とした人でしたね。
赤ちゃんは抱かれた相手をちゃんと見る演技上手だし、薫(高畑淳子)はその赤ちゃんにメロメロで、嫁・梅(黒木華)にも思いやりを見せるようになっていて、いい感じでした。
梅にとってはほんの一時の幸せな時間になってしまいましたね。
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↑黒木華 出演
今回の見どころは、もちろん第一次上田合戦ですが、梅の死という悲劇的な出来事もありました。
前回の予告編にあった、信繁(堺雅人)が驚くシーンで亡くなると思っていましたから、佐助(藤井隆)に助けられて、予想は違っていたんだ、と一安心した後のあの事態です。
気の毒とか可哀想とか思う前に、何もあんな行動をとらなくても(脚本的には、とらせなくても)、とつい思ってしまったものでした。
脚本のあくまで真剣な遊びかもしれませんが、ちょっと不快だったかもしれません。
それだけ、こちらも真剣に観ているということになりますか。
来週から大坂編がスタートするんですね。
新しく登場する人たち、俳優さんたちがいっぱいで、ワクワクしています。
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