「おはよう日本」チャップリン博物館のニュースに
今朝のNHK「おはよう日本」では、チャップリン博物館のニュースが流れました。
朝食の準備を中断して、あわててテレビの前に・・・。
チャップリンの人生、それによる常に弱者側に立っての映画作り、そして日本との関わりなど、かなり詳しい紹介をしていました。
チャップリンが晩年を過ごしたのは、スイスのレマン湖のほとりの邸宅。
そこに博物館が作られたようです。
映画上映の終了後、幕が上がると映画のセットが現れたり、チャップリンが家族と過ごしている映像が観られたり・・・。
「モダンタイムス」のあの有名な大きな歯車にチャップリンが飲み込まれているシーンを再現したセットもありました。
チャップリンの部分がくり抜いてあり、そこに代わりに観客が入って写真を撮ったりしています。
日本で言えば、観光地の顔出し看板のようなもので、笑ってしまいましたが・・・。
スタッフが特別に邸内を案内されていましたが、豪華な邸宅ですね。
萩本欽一さんがチャップリンをアポ無しで訪問したエピソードを思い出しました。
萩本さん、コント55号で大忙しだったときに、スイスまで会いに行っていました。
門の前で数日待っても会えず、相方の坂上二郎さんは仕事のために途中帰国。
最後の日、萩本さんは邸宅の上にある山の上から“バカヤロー”と怒鳴ったのだとか。
それが聞こえたわけでもないでしょうが、チャップリンがひょっこり現れて、邸宅の中に招き入れてくれたそうです。
そのエピソード紹介記事の中でかもしれませんが、玄関でのツーショット写真を見た記憶がありますね。
そのときの感想を、確か “会いに行かなければよかったかも” と語っていたような気がします。
会えたのは、老いて、現役ではないチャップリンですものね。
萩本さん、今同じような世代になって、どう感じているのでしょうか。
というか、現役バリバリの大学生でしたね。
以下は、個人的な思い出です。
チャップリンが亡くなったクリスマスの日(1977年12月25日)、私は知らないまま、映画館で「放送紳士チャーリー」(ドキュメンタリー)を観ていました。
もうひとつ・・・
昔、東宝東和が “ビバ!チャップリン” シリーズ公開の際に、感想文を募集しました。
その10人に選ばれたことがあります。
実際はもっと多くを選んだような気がしますが・・・。
賞金が1万円で、当時としては大金でしたね。
それより何より、選ばれたことが嬉しくて、はがきを抱えて部屋の中をぐるぐる回ったことを覚えています。
掛け値なしに、何の遠慮もなく、喜べたのはこのときが初めてだったような気がしますね。
亡くなった父親とチャップリンを重ねて書いたことは覚えていますが、どんな内容だったか忘れてしまいました。
思い出話が自慢話になってしまいました。
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