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大河ドラマ「真田丸」第17回“再会”

   

 

大河ドラマ「真田丸」第17回“再会”   
                                                      NHK総合  5月1日放送

   
今回、再登場の木村佳乃さん、藤と名乗っているものの記憶を失くした松ですね。    
元気さはあのままで、また視聴者から賛否両論がありそうです。    
木村さんの地みたいで、私は好きですけど・・・。    
   
新登場が、出雲阿国役のシルビア・グラブさんと、秀吉の妹で家康の正室・旭役の清水ミチコさん。    
シルビアさんの堂々とした押し出しの良さにも驚きましたが、清水さんの仏頂面は強烈すぎました。    
家康(内田聖陽)に笑ってくれと言われて、阿茶局(斉藤由貴)を通しての返事には、こちらが大笑いをしてしまいました。    
   
秀吉(小日向文世)から一度は真田攻めの許可をもらった家康ですが、間を置かずに待てとの指示を受けてしまうという展開、双方の駆け引きに惹き込まれます。    
その間、信繁(堺雅人)は焦りまくりますが、上田では戦いの準備をしながらも、昌幸(草刈正雄)は相変わらずの態度。    
それも、戦いが避けられたとわかったとたんに、新しい策など無いと本音をもらし、ホッとしたりと、やはり相変わらずの食えない人物ですね。    
   
昌幸は、上洛はしないの一点張りで、秀吉の下につくときはとことん値をつけて見せる、と強気で、信幸(大泉洋)を悩ませています。    
こう(長野里美)に愚痴を言うも、二人のかみ合わない様子が逆にほのぼのとさせました。    
   
上田には、常に信尹(栗原英雄)から連絡が入っていて、すぐ事態を把握できるのはさすがですね。    
今回は、栗原さんも直江兼続役の村上新悟さんも出演していなくて、正直ちょっと物足りなかったですが・・・。   

                     
         
         

海難1890 [内野聖陽] 

         
         

人質となった秀吉の母・なか(山田昌)と娘の旭の対面シーンを陰から覗いている家康、という構図は刑事ドラマのように見えておかしかったものです。    

今回の一番の見どころは、もちろん秀吉VS家康で間違いないでしょう。    
その前に、欠かせないのは石田三成(山本耕史)という人物ですね。    
秀吉の行動はすべて彼の演出のように思えたりします。    
ずば抜けて聡明であるのに、加藤清正(新井浩文)に指摘されるように “情がない” と見られていることがその後の人生を物語っているようです。    
と言っても、彼のその後に詳しいわけではありませんが・・・。    
   
三成の、情が無いわけではない、なかなか真意を語らない、よけいなことを一切語らない姿勢が誤解を生むことになるのかもしれません。    
本人は全部承知で、だから信繁の計らない人たらし部分がうらやましいようなそぶりを見せたりしていますね。 

                           
                       
            

         

秀吉と家康の対面シーンで、間を取り持たせられた信繁のお付の者が秀吉だったのには驚かされました。    
その後の展開には、緊張しながらも笑いながら観ていたものです。    
弱音を吐き、一芝居打って欲しいと、正式な対面の際の言動を事細かく頼み込む秀吉。    
戸惑いながら、自身の芝居ベタをつい語ってしまい、話が進むにつれ、芝居がどんどん難しくなると悩んだり、秀吉の勢いに上手く取り込まれてしまっているような家康。    
ガチガチになってしまうという家康の言葉に、信繁から“丹田から息を吐くと力が抜ける”などとアドバイスが入って、3人で実際にやってみたり・・・。    
   
史実として、こういう場面があったとすれば、本当は腹の探りあいで、丁々発止の駆け引きが展開されていたのかもしれません。    
でも、そんなに格好いいものではなく、何だか、事実もこのようだったのではないかと思ってしまいました。    
さすがに、最後に何重にも手を重ね合い、笑い合う二人の姿には、大丈夫か(どちらかが裏切る?)と思ってしまいましたが・・・。    
それにしても、これが小日向さんと内野さんで無かったら、どうなっていたでしょうね。

                           
    

 

   
結果は、無事に秀吉の思い通りに事が運んでいきました。    
先に積極的に根回しに動いたほうが優位ということで、これも三成の作戦でしたか?    
クールで、秀吉一筋の三成がこのドラマを大きく動かしていきそうな気がしますね。    
何しろ、歴史に詳しくないものですから・・・。    
   
その他にも、印象的なシーンがありました。    
母親を人質に出すことに必死に反対する寧(鈴木京香)と秀長(千葉哲也)ですが、この二人を “豊臣側の良心” と表現している人がいたことを改めて思い出しました。 
   
信繁が、茶々(竹内結子)ときり(長澤まさみ)に挟まれて、かたちとして、きりのほうに歩み寄ったシーンがありましたね。    
嬉しそうな表情のきりが可愛く見えたものです。

                           
          
      
 
   

         

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