NHK土曜ドラマ「トットてれび」最終話
NHK土曜ドラマ「トットてれび」が終わりました。
ドラマの前半は、黒柳徹子さんの半生とテレビの歴史の紹介。
後半は、向田邦子さん(ミムラ)、渥美清さん(中村獅童)、森繁久彌さん(吉田鋼太郎)とのエピソード。
信じられないくらいに有名俳優さんが続々出演して、贅沢な気分を味わえました。
それなのに、充分に楽しめたかというと、いつも何か入り込めない空気を感じたまま終わってしまった感があります。
30分という時間に詰め込まなければならないからか、映像がぶつぶつ切れるようで、観ていて居心地の悪さを感じたものです。
こういう演出、こういう映像処理があるのだろう、とはわかっていても・・・。
簡単に言えば、結局、自分には合わなかったということでしょうね。
よくわからなかったのは、最終話の森繁さんとのエピソードですが、あの間は何だったんだろうということですね。
確かに森繁さんには独特の間があり、事実どおりなのかもしれませんが、晩年になってのあの間をそのまま出しているのに違和感がありました。
最終話なので、これまでのテンポを止めて、感動的盛り上がりシーンだったのでしょうか。
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と、やたら否定的な感想を書いてしまいました。
実は書きたかったのは、突然に松田龍平さんが登場したことです。
プロデューサーとかマネージャーとかの役なんでしょうか。
何でもあり、有名どころが誰でも出てきている感じがあったドラマですが、まさかまさかの登場に驚かされました。
この日の朝は、「とと姉ちゃん」に及川光博さんが登場して驚いたばかりです。
一日のうちにこんなことが起きるんだなあ、と実にご満悦な私なんですよね。
それにしても、このドラマ、知っている歌がたくさんありました。
そういう年代なものですから・・・。
でも、乗れなかったですね。
中華飯店の主人役の松重豊さんが突然のように老いていて、老人ホームで「知床旅情」を歌っているシーンもありました。
ただただ、老いの悲しさしか感じなかったこちらに問題があるのでしょうかね。
最後に、亡くなった人たちが現役時代のままに登場したシーンにはホッとさせられました。
坂本九さん(錦戸亮)はいなかったですけど・・・。
黒柳さんを演じた満島ひかりさんは、魅力的な女優さんですね。
黒柳さんにしか見えなくなりました。
それにしても、100歳の黒柳さんを登場させた意味は何だったんでしょうね。
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NHK土曜ドラマ「トットてれび」明日から放送 2016.4.29.
第5話
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