大河ドラマ「真田丸」第34回“挙兵”
大河ドラマ「真田丸」第34回“挙兵”
NHK総合 8月28日放送
反三成派の加藤清正(新井浩文)や福島正則(深水元基)の動きが単純すぎて、こんな感じで戦が始まるのか、とちょっとがっかり気味で観始めたのですが・・・。
時間を追うごとに素晴らしい(と言っていいのでしょうか)展開になりましたね。
戦いのシーンが苦手なので、本当は気が重いはずなのに、信じられないほどにワクワク気分になった回でした。
まずは、三成(山本耕史)に、気になっていた春(松岡茉優)のことを訊ねる信繁(堺雅人)。
動揺を見せないで、障子に穴を開けてしまった春、という流れが今回唯一の笑えるシーンでしたか。
当時の女性は個性的でたくましいですね。
きり(長澤まさみ)も、キリシタンにはならないけれど、ゼウスには魅かれているようで・・・。
細川家に仕えることを、寧(鈴木京香)から信繁に伝えられたときの笑顔がこれまでになく素敵に見えたのはどうしてでしょう。
信繁が相変わらず三成のため(豊臣家のため)に奔走する姿がありましたが、初めて強く存在感を感じましたね。
三成の自意識過剰気味の性格などもよくわかっているし、戦いの中でしか生き生き生きられない父親のこともよくわかっているし、そんな一つ一つのシーンごとに表情に現れていました。
|