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2016年8月

大河ドラマ「真田丸」第34回“挙兵”

 

大河ドラマ「真田丸」第34回“挙兵”   

                                                      NHK総合  8月28日放送   

 

反三成派の加藤清正(新井浩文)や福島正則(深水元基)の動きが単純すぎて、こんな感じで戦が始まるのか、とちょっとがっかり気味で観始めたのですが・・・。   
時間を追うごとに素晴らしい(と言っていいのでしょうか)展開になりましたね。    
戦いのシーンが苦手なので、本当は気が重いはずなのに、信じられないほどにワクワク気分になった回でした。    
   
まずは、三成(山本耕史)に、気になっていた春(松岡茉優)のことを訊ねる信繁(堺雅人)。
動揺を見せないで、障子に穴を開けてしまった春、という流れが今回唯一の笑えるシーンでしたか。    
当時の女性は個性的でたくましいですね。    
   
きり(長澤まさみ)も、キリシタンにはならないけれど、ゼウスには魅かれているようで・・・。
細川家に仕えることを、寧(鈴木京香)から信繁に伝えられたときの笑顔がこれまでになく素敵に見えたのはどうしてでしょう。    
   
信繁が相変わらず三成のため(豊臣家のため)に奔走する姿がありましたが、初めて強く存在感を感じましたね。    
三成の自意識過剰気味の性格などもよくわかっているし、戦いの中でしか生き生き生きられない父親のこともよくわかっているし、そんな一つ一つのシーンごとに表情に現れていました。       

                     
         
         

塚原卜伝 DVD-BOX
[堺雅人]

         
    
   

      

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「所さんのニッポンの出番」隠密剣士の大瀬康一さん

 

隠密剣士放送開始50周年記念 甦るヒーローライブラリー 第1集 隠密剣士 傑作選集 デジタルリマスター版 [DVD]

 
 

「所さんのニッポンの出番」(TBS)を楽しく観ています。   
外国の人が日本や日本人を手放しで褒めてくれることを、どこか気恥ずかしくも感じながら、でもやはり気持ちよくも感じたりして・・・。    
それにしても、何だか同じような番組が多いようで、どこかに違和感をおぼえながらも、嬉しくもあるんですよね。    
   
先日の放送では思いがけない映像を観ることができました。    
オーストラリア・ブリスベンにある、テレビドラマ「隠密剣士」の主人公・新太郎ファンクラブ(会員数200人)の紹介。    
まさか外国の人から「隠密剣士」を思い出させられるなんて、考えもしなかったですね。    
   
子どものころ、大好きで観ていました。    
忍者と戦うチャンバラ時代劇にしては、ちょっと大人びていたような気がしています。    
「怪傑ハリマオ」にも同じような感覚があったことを覚えていますが、同じ宣弘社プロダクションの制作だったからかもしれません。

 

隠密剣士 パーフェクトDVD BOX    
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大河ドラマ「真田丸」第33回“動乱”

 

 

大河ドラマ「真田丸」第33回“動乱”   

                                                      NHK総合  8月21日放送   

 

つくづく三成(山本耕史)の人望の無さに切なくなりましたね。   
堅物で生真面目すぎて、相手の思いを酌んだりする余裕が無い上に、正直と言えばそうなのだけれど、常に上から目線になった物言いをしてしまう、という生き方。    
負の部分がここに来て、一気に出てしまった感じです。    
半分くらいは個人的にも当てはまるので、よけいに切なくなります。    
終始、眉間のしわが深すぎて、見ていて辛いですね。    
   
もう元には戻れないですが、やはり秀吉(小日向文世)が健在だった頃が何とも華やかで、懐かしいですね。    
小日向さん、CMで夏のサンタ役を演じていますが、秀吉ロスを解消するようなタイミングのよさに、見るたびに笑ってしまいます。    
   
徳川方に集まる大名たちを見ていると、圧倒的に徳川の勝ちが目に見えていますよね。 
その中で奔走するのが信繁(堺雅人)ですが、史実なのかちょっと気になりました。    
三成のこれまでを見てきた者として、指示に従うし、逆に諌めもするという姿勢を見せて、すっかり大人になったのだなあ、と今になって思い知ったりしていますが・・・。 

 

実伝石田三成
[火坂雅志]
 

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大河ドラマ「真田丸」第32回“応酬”

 

 

大河ドラマ「真田丸」第32回“応酬”   

                                                      NHK総合  8月14日放送   

 

秀吉(小日向文世)が亡くなって、まさかこんなに灯が消えたような感覚になるとは思いませんでした。   
あんなに明るく天衣無縫で、時には冷酷で、人間的だったり、非情に徹していたり、こちらを飽きさせることがなかった小日向さんの秀吉。    
楽しそうに演じていたなあ、と今更ながら懐かしくなりましたね。    
それにしても、天下を取って、すべてを手に入れたはずの人が、かめの中で塩漬けにされていると思うと、何とも切ないですね。    
   
三成(山本耕史)と家康(内野聖陽)の対立が激しくなっていって、何とも暗い展開になってきました。    
山本さんの眉間のしわが深くなりっぱなしで、見ている側も辛くなります。    
秀吉への忠誠で、杓子定規に振舞えば振舞うほど、上手くいかなくなっていくんですね。   

                     
 

NHK DVD 薄桜記 DVD-BOX    
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SMAP解散のニュースに・・・

   
SMAP解散のニュースは、今朝方ネットニュースで知りました。    
その後、オリンピック中継を挟んで5時台のNHKニュースでも放送(この件のみ)されました。
   
驚いたものの、意外なほど冷静に受け止められたのは、やはり1月の騒動のことがあったからでしょうね。    
“そうかぁ” という感想には、落ち着くところに落ち着いたなあ、という思いと、やはり何ともいえない寂しさがありましたけど・・・。    
   
たまたま、先ほど、kinki kidsの番組を観ていました。    
さすがにオリンピックにも高校野球にも疲れ気味だったこともあって、ほとんど観たことがない番組だったのですが・・・。    
その中で、二人はSMAPとの思い出を熱く語っていました。    
当然今回のニュースの前のものでしょうが、改めて何とも切なくなったものです。    
   
SMAPのコンサートについては、同じ芸能人が熱く語っているのを何度か聞いたことがありますから、それはとても素晴らしいものだったのでしょうね。    
解散のニュースを意外に冷静に受け止められたのは、そのコンサートを生で観ていないせいもあるのかもしれません。    
かつてコンサート会場になった隣町の駅が、ファンでいっぱいになっている光景を驚きの目で見たことはありますが・・・。

   
                     
         
  ありがとう [SMAP]
         
         

      

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イチロー選手、メジャー通算3000本安打達成

 

 

イチロー選手がメジャー通算3000本安打を達成しました。   
いずれとは思っていても、このところの足踏み状態にはハラハラしていました。    
その割には、ずっと “あと2本” と思っていて、達成のニュースに一瞬えっとなったものですが・・・。    
   
それにしても、歴代30人目という記念すべき数字にもなっていて素晴らしすぎます。    
次々と記録を作っていくイチロー選手が凄すぎて、それが逆に当たり前のような気がしたりして、こちらの感覚が麻痺してしまっていますね。    
   
その陰に、どれだけの努力と苦悩を積み重ねてきたのか、計り知れないですよね。    
記者会見では涙ぐむ姿が見られましたが、そこにはどれほどの思いがあったのでしょう。    
今、リオ・オリンピックの真っ最中ですが、選手たちがここまで来るまでの道のりを想像しては胸を熱くしています。      

 

Number (ナンバー) イチロー米3000本達成 2016年 8/26号 [雑誌]


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大河ドラマ「真田丸」第31回“終焉”

    

 

大河ドラマ「真田丸」第31回“終焉”   

                                                      NHK総合  8月7日放送

 

とうとう秀吉(小日向文世)の最期の回でした。   
これまでは秀吉と言う人物には興味がなく、彼が登場する大河ドラマもほとんど観ていなかったんですが・・・。    
今回ほど、惹き込まれるようにして観たことは無かったですね。    
演じた小日向さんのおかげか、主役を脇においても書き続けてくれた三谷幸喜さんのおかげか・・・。    
   
ひとり息絶えて涙がひとすじ、などという最期は、家康(内野聖陽)のセリフではないですが、 “どんなに華やかな暮らしをしていても、死ぬときは一人” ですよね。    
あんなに “秀頼を頼む” と願いながら、その秀頼が遊んで床に置いたままだったかもしれない呼び鈴に手を延ばしながら亡くなる、という流れは何とも皮肉です。    
世の栄華をすべて手に入れたとしても、それは一時のことでしかないのかもしれません。 
   
秀吉がろうそくの灯が消えることと死を重ねて恐れていたところに、見舞いに来た小早川秀秋(浅利陽介)が消してしまうシーンがありましたね。    
同席していた家康と信繁(堺雅人)が、同時にあっと驚き振り返るシーンは、今回数少なかった笑いどころでしょうか。

 

秀吉の虚像と実像 [堀新]      

 

 
 

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大河ドラマ「真田丸」第30回“黄昏”

 

 
 

大河ドラマ「真田丸」第30回“黄昏”   

                                                      NHK総合  7月31日放送

 

本格的に、信繁(堺雅人)が主役だったことを思い起こさせたような回でした。   
相変わらず信幸(大泉洋)に対して、秀吉(小日向文世)の様態を言えない信繁。    
老いた秀吉のそば近くにいて苦悩する姿からは、結局豊臣方に尽くしていく道を選ぶ信繁の生き方がわかってきて、切ないですね。    
   
気遣う春(松岡茉優)に、尊敬する二人、叔父・真田信尹(栗原英雄)と上杉景勝(遠藤憲一)の言葉を語り、義を貫く苦しさをつい打ち明けるところを見ると、いい夫婦になっているようです。    
義父である大谷吉継(片岡愛之助)にも相談し、己が正しいと思う道を、と背中を押されるかたちで、信幸に真実を打ち明けることになりますが・・・。    
   
信繁の嘘を知りながら、根気強く待ち続けた信幸も立派な家長になっていますね。    
秀吉が亡くなれば世の中が乱れる、徳川がどう動くのか、真実を使うのも手だと語る信幸は、もうかつてのように真田家の中で右往左往させられる人物とは明らかに違っています。   

                     
         
       

駆込み女と駆出し男 [大泉洋]

         
         
   

      

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