大河ドラマ「真田丸」第46回“砲弾”
大河ドラマ「真田丸」第46回“砲弾”
NHK総合 11月20日放送
歴史的には、前回の “完封” が豊臣と幸村(堺雅人)のピークだと言われていますが・・・。
これからは悲劇に向かう一方なのかと思えば切ないですね。
ただ、個人的には、幸村の子どもたちが敵方である伊達家に預けられる話まで描かれることを期待して観ていきますが・・・。
勝ったもののこれからをどうするか、戦いを続けて城を守りきるか、和睦をするか。
秀頼(中川大志)に強い意志を持つように言いながら、和睦を選択したら、結局は茶々(竹内結子)を通して思いとどまらせようとする幸村。
秀頼は混乱もするし、不信感も抱いたかもしれないですね。
秀頼がこんなふうに聡明であるものの、経験が浅いために苦悩もするという人物として描かれたのを始めて見た気がします。
幸村だって、若かりし頃(というか、つい最近まで)は同じようだったのに、と思ったものです。
内通者はやはり織田有楽斎(井上順)だったんですね。
ここに来て突然出てきたようなあの料理人?とか、言われたこともありましたけど・・・。
久しぶりに幸村の叔父・信尹(栗原英雄)が登場しました。
多少の老いは感じさせても、家康(内野聖陽)から幸村の凋落を命じられても、ブレない言動は素敵ですね。
本当に格好いいです。
真反対に、上杉景勝(遠藤憲一)のように、自分の弱さを知りながらも、必死に国や民を守る主であろうとする姿も、それはそれで人間的でいいですけど・・・。
彼の場合、直江兼続(村上新悟)が常にぴったり傍についているので、安心?ですし・・・。
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内野さんの家康が登場人物の中でも見た目の老い方が激しいですね。
史実どおりなのでしょうか。
それでも、老獪さは増していて、あの伊賀越えを懐かしく思い出したものです。
豊臣の重臣だった片桐且元(小林隆)の扱い方など、策士そのままでしたね。
秀忠(星野源)や側近が圧倒されるほどに・・・。
信之(大泉洋)は、今回は生き抜きシーンの担当でしたか。
豊臣への兵糧を届けるつもりが、久しぶりに登場した出浦昌相(寺島進)に阻止されてしまいました。
緊迫した状況の中で、ホッとさせた和みのシーンでした。
茶々の妹・初(はいだしょうこ)は、今後の重要人物でしょうか。
バラエティでしか知らないはいださんが、真面目に(失礼)演じているということで、興味津々で観てしまっていますね。
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