「あさイチ」プレミアムトークの織田裕二さん
昨日の「あさイチ」プレミアムトークのゲストは、俳優の織田裕二さんでした。
NHKと織田さん、何となくイメージ的に違和感があったのですが、デビュー当時にNHKのドラマに出演していたんですね。
「十九歳」(1989年)の懐かしい映像が紹介されました。
「踊る大捜査線」(1997年・フジテレビ)は好きでしたね。
織田さん個人の魅力というよりは、軽く観ているのに感動してしまう、そんなドラマ作りの熱とか勢いが感じられて、楽しく観ていました。
再放送も何度も観ていて、そのたびに舞台のお台場の現在は無いだろう空き地などが懐かしく(行ったことはありませんが)微笑ましく観ていたものです。
最近になって、織田さんに興味が沸いてきました。
彼を表現するときに必ず出てくる “こだわり” ですが、これはプラスにもマイナスにもなる言葉ですね。
マイナスで語られるようになってから興味を持ち始めた、というのが正直なところです。
今回のインタビューで、そのこだわりがデビューの頃から変わらずにあるものだとわかりましたね。
ひとつひとつ納得しないと進めない、周囲からしたら面倒くさい人には違いありません。
でも、良い作品を作ろうとしたら、回り道することが良い結果を残すことになる、それを信じて、何もかも真正面から受けて、俳優という仕事を続けているように感じたものです。
若い頃と違って、今は経験の積み重ねと年齢的な余裕があり、柔軟性と自信を持ち合わせていて、これからがより楽しみですね。
現在放送中の「IQ246〜華麗なる事件簿〜」(TBS)も楽しく観ています。
事前に、ディーン・フジオカさん(執事役)と役を交代したほうがイメージ的に合う、などという評判を聞いていたもので、逆に興味を持ってしまいました。
織田さんのしゃべり方が物議をかもしていますが、ドラマの個性として定着するかどうか、勝負どころでしょうか。
これも慣れかもしれませんし・・・。
最近は、情緒抜きの謎解きに徹したドラマが好きになっているので、個人的には楽しんでいます。
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今回は、映画「ボクの妻と結婚してください。」のキャンペーンのための出演ですね。
長い間ご無沙汰していたら、その長い間こちらが持ち続けてきたイメージとはまったく違う、織田さんはこんな役を演じるようになっていたんだ、と感慨ぶかい思いがしたものです。
音楽コーナーでは、ボン・ジョヴィのインタビュー映像があり、織田さんも同席しています。
井ノ原さんが言ったように、コメントが織田さんが番組内で語っていたことと同じようで、感動しましたね。
“流行は移り変わっても、僕たちはずっと自分に正直に音楽をやってきた。素晴らしい音楽を作りたいという情熱は変わらない。嫌なことなどあっても、良い音楽を作ることに専念し、音楽の質にはこだわり続けているよ。”
それにしても、ただ過激なロックバンド・ロッカーとしか認識していなかったボン・ジョヴィが、とても素敵な歳のとり方をしていたのには感動させられました。
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