大河ドラマ「おんな城主 直虎」絶賛!鑑賞中
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を楽しんで観ています。
今週で14回の放送が終わりました。
女性が主人公の大河ドラマが苦手で、完走したことがない私には奇跡的なことなのです。
あのブームになった「篤姫」(2008年)でさえ、初回を観て挫折しました。
最近、「篤姫」は初期のあんみつ姫よりも江戸城に入ったあたりから面白くなったのだ、という記事を見て(今更ですが)、なるほどと思ったものです。
男装をした篤姫にがっかりしたのは、あんみつ姫にしか見えなかったからだったんでしょうね。
今回、「おんな城主 直虎」を観続けていられるのは、まずは柴咲コウさんの目力のせいかもしれません。
彼女の頑張りを見ていると、これまでの女主人公が、申し訳ないですが、お飾りにしか思えなくなります。
柴咲さんのいつもキャンキャンと叫んでいるような声がイヤだ、という意見を読んだことがあります。
確かにそう感じるときがありますので、否定はしません。
でも、これは弱小の井伊家が戦国の世を生き抜いていく中での直虎の成長物語でもあり、今はとにかく城主として成長過程なのだと思って観ています。
おんな城主直虎(2) |
こう書いていて、「平清盛」(2012年)を思い出しました。
あのドラマも視聴率が悪くて、散々酷評もされましたね。
演じた松山ケンイチさんの評価が一気に落ちたようなことも言われました。
でも、個人的には楽しんで観続けられましたね。
確かに成長するまでが長かった(長すぎたかも)ですが、松山さんも松田翔太さん(後白河法皇役)も、役とともに大きくなっていったと思っています。
「平清盛」も今回のドラマも、人物像がわからないことが共通していますね。
直虎のほうは、名前さえ知りませんでしたが・・・。
昨日もまた、直虎が男性だったのではないか、というニュースが流れました。
NHKで大々的に取り上げていたのは、視聴率上げを狙ったのか、とつい笑ってしまいましたが・・・。
最近、“月9並” という批判的なコラムを読みましたが、寄せられたコメントの99パーセントがそれに反論していたのにも笑えました。
ほとんどの意見が “自分は面白く観ているけど” でしたね。
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最初の頃の三角関係から直親(三浦春馬)が亡くなって、今は小野正次(高橋一生)との対立構造がハッキリした状態になりました。
小野が(というか、一生さんが)敵役で終わるわけがない、と思いながらも、ネットで調べるのを我慢していました。
でも、たまたまどなたかのブログで、小野という人物についての記述に目が行ってしまったものです。
彼なりの井伊家の守り方があったんですね。
今、一番興味深いのはムロツヨシさんが演じる瀬戸方久ですね。
豪胆さもおかしみもある人物で、目が離せません。
家康(阿部サダヲ)と瀬名(菜々緒)のカップルにも興味津々でいます。
それにしても、脚本が「JIN-仁-」(2009、2011年・TBS系)の森下佳子さんですから、ますます面白くなると期待しています。
オープニングの映像も音楽も、やはり女性主役を意識していてか、美しく素敵で、ワクワクしてドラマの世界に入り込めます。
おんな城主 直虎(後編) |
NHK大河ドラマ おんな城主 直虎 音楽虎の巻 ニィトラ |
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