「ラジオ深夜便」萩本欽一の人間塾 ゲスト:中井貴一さん
「ラジオ深夜便」今朝の4時台“萩本欽一の人間塾”のゲストは、俳優の中井貴一さん。
父親は、名優の佐田啓二さん。
中井さんが3歳のときに、交通事故で亡くなっています。
家族で男性はひとりだったこともあって、家長として幼い頃から母親に厳しく躾けられたことを話しています。
子どもなのに、夜怪しい物音を調べに行かされ、思わず靴べらを持って、には笑わせられましたが、“水たまり”の話には感じるものがありましたね。
父親が残したものであっても、いつ無くなるかわからないと、幼い子どもに家の経済の状況を“水たまり”に例えて言い聞かせていました。
その後に、母親が魚屋さんからもらってきた自転車では三角乗りしかできなくて、サイクリングについていけなかった話で笑わせましたが・・・。
ちょっと切なかったですが・・・。
|
一番面白かったのは、萩本さんが投げかけた秀吉のぞうりの話題でしたね。
秀吉が信長のぞうりを温めた話は、どこから伝わって今も知られているのか。
1.秀吉本人 2.信長 3.第三者
中井さんの答えが何とも楽しかったですね。
秀吉本人であろうと・・・。
天下人になったときに、ジャーナリスト?インタビュアー?が、“今あるのは?”と訊ねたら、考えながらもそのときの思い出を語ったのではないか。
その話に、“少し(話を)盛ってもいいですか?”と言われて、OKしたのでは・・・。
実際は、濡れない場所にぞうりを置いた程度だったのではないか。
以上の想像上の答えを迷うことなく、立て板に水状態で話すものですから、つい納得させられておかしかったですね。
その中井さん、実は自分は恥ずかしがりやなので出るのを迷った、と語っていました。
1時間弱の番組での、中井さんの楽しく気遣いの感じられるおしゃべりは、真面目でサービス精神の旺盛な人であることを更に印象付けましたね。
ラジオ深夜便
*一部の番組を改めて聴くことができます。
« 樹木希林さんからイッセー尾形さんへ | トップページ | “ちゃんと生活、そして幸せ” 鈴木京香さんのCMより »
「ラジオ」カテゴリの記事
- ラジオとの長~い付き合い(2023.01.02)
- 【闘病日記 57】高沢秀昭さん、首位打者から保育士に「ラジオ深夜便」(2022.05.28)
- 【闘病日記 48】ラジオの話(2021.11.15)
- お正月、SMAPの「世界に一つだけの花」を聴く(2019.01.03)
- 東日本大震災から7年(2018.03.11)