NHK「病院ラジオ」(サンドウィッチマンMC)を観て
昨日(9日)放送された「病院ラジオ」(NHK総合)の録画を観ました。
サンドウィッチマンがMCということで楽しみにしていました。
地元の誇りですから・・・。
観終わった後は静かに泣けていました。
「ドキュメント72時間」(NHK総合)に、何気にサンドウィッチマンが登場している、そんな感覚になれた番組でしたね。
場所は、大阪の国立循環器病研究センター病院。
心臓病などの先端医療に携わっている病院でしょうから、患者さんは重症者が多いはず。
その患者さんや家族の方たちが、サンドウィッチマンが2日間だけ開設したラジオ局で、それぞれの思いを語っています。
重症な状況を抱えているだけに、お互いへの静かで熱い思いが伝わってきました。
それを別の場所で聴く、お互いの家族の映像が静かに流れるのもよかったですね。
自然に語れるのは、相手がサンドウィッチマンだからでしょうか。
二人は、大仰に驚いたり、励ましたりなどせずに、終始自然体で寄り添ってくれていました。
彼らの人柄はもちろんですが、東日本大震災で被災し、その後もずっと被災者に寄り添ってくれているからこその姿だなあ、と改めて思いましたね。
|
私も1年前に入院をし、今は経過観察の状況にあります。
病名はあえて書きたくありませんので、悪しからず・・・。
2度の絶望感を味わいながら、これまで何とかやってこれました。
今こうしていられるのは、完璧すぎる医療スタッフや家族親戚はもちろんですが、入院していた時の同室の人たちの力が大きいですね。
これまで生きてきた環境がまったく違い、そこまでの経緯(それぞれが持病などから見つかった)も違っていて、同じなのは年代だけ。
慰め労わりあったり、情報を交換したり、かと思えば愚痴を言い合ったり、笑い合ったり(結構ドジったりしてました)・・・。
今思うのは、感謝しかないですね。
あらゆること、あらゆる人たちに、自然に感謝の思いが沸きます。
そして、一日一日を大切に過ごしたい、と思いますね。
「病院ラジオ」で、院内の光景を観られたのも良かったです。
スタッフの働く姿、生まれた命も・・・。
改めて周囲への感謝と日々の大切さを噛みしめました。
“痛いとか辛いとか悲しいとか、冷たい感情のある場所だと思っていたけれど、感謝とか優しさとか、一番あったかい感情のある場所かもしれない”
終わった後、富沢さんが語った言葉です。
再放送 ⇒ 8月19日(日) 午前9時~9時45分
サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ [サンドウィッチマン]
<関連記事>
お酒が飲めないサンドウィッチマン「アメトーーク」 2011.4.22.
「超入門!落語THE MOVIE」“長短”サンドウィッチマン 2016.12.8.
« ドラマ「ハゲタカ」テレビ朝日版 | トップページ | NHKスペシャル「“樹木希林”を生きる」 »
「 作品タイトル~は行」カテゴリの記事
- NHK朝ドラ「ひらり」再放送(2023.03.16)
- 【闘病日記 18】「プロフェッショナル 仕事の流儀」萩本欽一さん(2020.04.02)
- 「病院ラジオ」依存症治療病院編から(2020.02.23)
- “風の電話” 「プレバト!!」馬場典子さんの一句(2019.02.10)
- NHK「病院ラジオ」(サンドウィッチマンMC)を観て(2018.08.10)
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 「あまちゃん」再々放送が終わって(2023.10.03)
- 【闘病日記 61】それでも私はあきらめない(2023.05.10)
- 朝ドラ「あまちゃん」再々放送中(2023.04.08)
- 東日本大震災から12年(2023.03.12)
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わって(2022.12.19)