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【闘病日記 7】イムブルビカ副作用の珍事

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
   “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

 

イムブルビカを再開して1週間。
恐る恐るの1週間でしたが、やはり何事も無く過ぎることも無いようです。

昨年(2018年10月)イムブルビカの服用を開始したときに、先生より副作用などのコピーを渡されていました。
重大な副作用からその他のものまで、最後に“など” とあって、その数の多さに驚いたものです。
それにしても、一つの薬の副作用に “白血球増大” に “白血球減少”、“下痢”に “便秘” とか、相反するものが載っているのが不思議です。
口内炎の薬の副作用に “口内炎” とあったりして・・・。
当然ですが、一人一人の症状や体調などでまったく違ってくるのでしょうが・・・。

まず治ったはずの口内炎ですが、舌とはまた別の場所に違和感が出てきて、またか?という不安は沸いています。
それに、両腕には小さな内出血が2、3個ずつ固まって出てきました。
これは点状出血というものなのでしょう。
内出血については、別の長年の持病で、身体のあちこちに出てくるのに慣れてしまっているので、平気になっていますが・・・。

昨日の朝起きたときに、足の甲と足首が腫れているのに気がつきました。
これは先生のコピーには載っていないので、ネットで調べてみました。
“抹消浮腫” とか “血管浮腫” とかがありましたから、副作用なのかなあ、と・・・。
副作用とわかると、どこか安心するというのも不思議な感覚ですね。

本題はこれから・・・。
昨年、イムブルビカを開始して、2週間後の診察がありました。
まずは、血液検査のための採血。
担当の看護師さんが何ともあっさりした方でした。
いつもの「血液サラサラの薬を飲んでいませんか?」や「チクッとしますね」が無く、終わってからも、出血しやすいのでこちらからお願いして包帯を巻いてもらいました。

診察を待つ間に30分経過したので、いつものように包帯を外しました。
その瞬間、何が起きているのかわかりませんでしたね。
左手の採血跡に卵が乗っていました。
サイズもかたちも卵そっくりに、皮膚が盛り上がっていたのです。

慌てて看護師さんに見てもらったところ、すぐに診察室に呼ばれました。
改めて看護師さんにきつく包帯を巻いてもらい(不思議なことに卵は消えました)、先生からはイムブルビカの副作用であること、一晩包帯のままでいること、そしてその跡は黒くなることを言われました。

翌日、恐る恐る包帯を外したところ、すでに卵はありませんでした。
その替わり、左肘から手首にかけて(一部その裏側にも)、赤黒い内出血の跡が広がってきました。
その状態には、事前に先生から説明が無ければ、パニックになっていたと思います。

それにしても、どんなにひどい症状でも、時間をかければ治るものなんですね。
少しずつ消えて行く内出血の跡を見ていると、大げさかもしれませんが、自分が生きていることをしみじみと感じたりしたものです。

ちなみに、採血時のことは伝えていません。
あれ以来、一度も声掛けしない看護師さんに会ってはいませんし・・・。

それにしても、何でもありの副作用。
これからも付き合い、乗り越えていくしかないですね。

 
  夏の朝 若木の伸びと 我が老いと  2017.7.25.

 


↓タイトルは少し軽めですが、
 内容は各分野の専門の先生方が担当されていて、
「分子標的治療薬」についても詳しく説明があります。

 

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