【闘病日記 15】再入院
「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
“受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。
PEPC療法(ステロイドを含む4種類の抗がん剤を内服する方法)を受けて2週間、その後2週間休薬をして、先週が通院日でした。
結果は、あまり効果が認められないということで、再入院が決まりました。
白血球数もLDHも増えていましたが、異常リンパ球の数値(34.0)が再入院の決め手だったようです。
何となく予想していた通り、1回きりの治療法になりました。
昨年10月に再発したとき、提示されたのが2つの方法でした。
ひとつは入院して別の抗がん剤治療を受けること、2つ目は外来で分子標的治療薬(イムブルビカ)を服用することでした。
外来での治療を選んだのですが、結局のところ、ひとつ目の治療方法に戻るようです。
内容まではわかりませんが・・・。
1年近く遠回りした感じはありますが、決して無駄だったとは思えません。
その間に得られたこと、学んだことがあって、今があるわけですから・・・。
「病院ラジオ」(NHK総合・8月7日放送)で、希少がんの若い女性が語った言葉を思い出しています。
“次の治療法があるだけでも有難い。効かないと言われた薬が、効いたことがある。私は前例者になる” と・・・。
10日ほど前から、第3の治療法の副作用としての脱毛が始まり、同時期から微熱が続いていて、最近ではセキが出てきています。
入院が決まった後に受けた心臓エコーの先生から、動悸や息切れがあるか尋ねられましたが、気にしたらあるようになってしまいました。
今日は足にまたむくみが出ているしで、何かと細かな症状が気になってきています。
その度に、“どうせ入院するんじゃない!” と自分で自分にツッコミを入れています。
入院は1ヶ月の予定で、前回同様と考えれば、抗がん剤治療を1~2クール受けて、その後は外来で続けることになると思われます。
体力が回復したら、このブログを再開したいと思っています。
入院して、抗がん剤治療に大きな副作用が無ければ、たっぷりとした時間が出来ます。
ボランティアによる週末の図書貸し出しが楽しみですし、この際下手な俳句が少しでも上手くなれるように頑張ってみたいですね。
副作用が無いことを祈るばかりです。
荒れた庭の朝顔が、今も毎朝咲いてくれています。
時には50個以上などという日もありました。
退院の頃には、咲いていないとは思いますが、たくさんの種を落としてくれていると思います。
来年はますます賑やかになりそうで、とても楽しみです。
病臥中 「ぼのぼの」を読む 夜長かな 2019.9.7.
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