【闘病日記 20】経過観察2か月
「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
“受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。
4月に抗がん剤治療を終えてから2か月。
この間、目の前に靄がかかった状態(イムブルビカ服用当時と同じ)になったり、朝グッタリと起きたり・・・。
不安を抱えながらの日々でした。
6月に入ってからは、胃の調子が悪くて、ほとんどおかゆとうどんの食事です。
最近になって、痛み出したうえに、肋骨の下に圧迫感も出てきて不安は増すばかり・・・。
結局、今週に入ってから予約無しで病院に駆け込みました。
以前は、コロナと関係なく直接通院したものですが、さすがに今回はまず電話を入れました。
驚いたことに、受付票にはすでに採血(8本!)、胸部レントゲン、心電図の予定が・・・。
血液検査に大きな問題は無く、その上いつもならHとLがやたら多くて目立つのに、今回はすっきりした感じなのがちょっと不思議でした。
心電図は前回と少し違っていたらしく、ヒヤッとしたのですが、循環器の先生に見てもらったところ問題無しとのこと。
胸部については特に説明が無かったので、問題無しと解釈しましたが・・・。
がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと
昨日が肝心の胃カメラでした。
10年ほど前に市の検診で辺縁不整と言われ、以前の病院で5、6回は受けていました。
このところの騒ぎ(現在の病気)で、4、5年のご無沙汰です。
経験があるとはいえ、やっぱり苦手ですけど、大腸内視鏡よりはまだ頑張れるという感じです。
それにしても、以前は肩に麻酔薬を注射されたものですが、今は何度か口の中に塗られるだけなんですね。
受けている時、痛くも苦しくもないのに、なぜか涙が出てくるのには参りました。
終わったら、看護師さんに“上手でした” と言われて、ちょっと恥ずかしかったですね。
そういえば、事前のアンケートに併発している病気(糖尿病や心臓病など)にチェックを入れる欄があったんですが、私の場合、たまたま無くて、やはり看護師さんから“立派!” と言われました。
この病気をしていて、立派と言われてもねぇ、とちょっと苦笑いが出ましたけど・・・。
それでも、褒められれば悪い気はしないものです。
というわけで(笑)結果は、食道にも胃にも十二指腸にも問題は無いとのことでした。
こちらから聞いたわけではありませんが、ずっとあると思い込んでいた逆流性食道炎も無いとのこと。
結局、今回は何事もなく、診察日ではなかった先生を巻き込んで、ひとり大騒ぎした感があります。
症状はまだありますけど・・・。
でも、あれこれ検査を受けられ、良い結果が出てスッキリし、そして改めて感謝もしました。
経過観察に入ってから次の予約日までの2か月間、心身ともに自分でコントロールをしなければと意気込んだものの、結構精神的にきついものがありますね。
これからもわからないことだらけで、前に進んでいく、その覚悟を改めて自分に言い聞かせています。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を公表していた佐伯チズさんが亡くなりましたね。
同じくALSを公表した声優の津久井教生さんの記事を読みました。
病気に向かう強くて真っすぐな姿勢に、ただただ感じ入るばかりです。
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