【闘病日記 35】真夜中、吉田拓郎さんの歌から
「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
“受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。
「ラジオ深夜便」の午前3時台は、吉田拓郎さんの特集でした。
聴きたいと思えば、目が覚めるものですね。
パート1ということで、昭和40年代の作品ばかりでしたが、その中でも「川の流れの如く」という曲を初めて聴きました。
何しろ、だいぶ遅れての拓郎ファンですから・・・。
長い間、拓郎さんのイメージと言えば、スキャンダルで派手に騒がれていたミュージシャンという印象しかありませんでした。
40歳を過ぎた頃の冬、そして外は雪。
窓際に置いたラジオから流れてきたのが「今日までそして明日から」でした。
人生を達観したようなこの曲を、すでに20代で作っていたこと、今も歌われ続けていることに感動したものです。
それからは古いCDを買い集めましたね、ほとんどはブックオフからですが・・・。
吉田拓郎 2019 -Live 73 years- in NAGOYA
/ Special EP Disc「てぃ~たいむ」(DVD+CD)
ちょっと前に久しぶりにネットニュースで彼の記事を読みました。
こちらにもいろいろと余裕が無かったせいで、本当にご無沙汰していましたね。
「音楽人生すべてからのリタイアが決まる」とのタイトル。
昨年、コロナによるラストツアーの中止、ファンクラブの閉会などが発表されていたんですね。
まったく知りませんでしたが・・・。
記事には、最後の夢としてのラストアルバムに、Kinki Kidsを協力者として指名したことを取り上げていました。
彼らと共演した「LOVE LOVE あいしてる」(1996~2001年・フジテレビ) を私も観ていました。
拓郎さん、どこか居心地が悪そうで、それでいて楽しそうで、という感じでした。
番組内で彼らにギターをイチから教えるコーナーがありましたが、今や彼らも一流のミュージシャンのようですね。
かつて「SONGS」(NHK総合)で、彼らと会ったのが第2(だったか?)のターニングポイントだったと語っていたものです。
記事には、 “吉田拓郎が天国の夢の島に持って行きたい7曲” というラジオの企画の発表が掲載されていました。
(1)吉田町の唄 (2)流星 (3)君のスピードで (4)慕情 (5)やせっぽちのブルース
(6)いくつになっても happy birthday (7)ペニーレインでバーボン
(順位付けはなく、発表順)
この中では、個人的には「慕情」が一番好きですね。
ドラマ「新選組血風録」(2011年・NHKBS)の主題歌で、この歌を聴きたくて当時再放送(NHK総合)を観たものです。
殺伐とした印象の中で、沖田総司役の辻本祐樹さんが評判になったりしていますが、ラストにこの曲が流れて、何とも艶やかな余韻が残りましたね。
「いくつになっても happy birthday」には元気をもらっています。
何の番組だったか、やはり窓の外は雪、暖かな室内でこの曲を演奏している映像を覚えています。
7曲それぞれについて語っていたようですが、その内容を知ることが出来ないのが残念です。
久しぶりに、2006年のつま恋コンサートの映像「今日までそして明日から~吉田拓郎・35000人の同窓会~」を観たくなりました。
午後の天気
*「慕情」収録
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