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【闘病日記 48】ラジオの話

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
   “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


掃除中に、ラジオから聴こえてきたのが “ショウジウタエシショウの「鹿児島おはら節」” と・・・。
“えっ、あのトリオ漫才の正司歌江師匠?”
最近、聴き間違いが多いので、作業をやめて聴き入りましたが、“上手い!明るくて、チャーミング!” と感動してしまいました。
終わっての紹介に間違いは無く、40代の頃の師匠の歌声とのこと。
あのガチャガチャしたイメージ(かしまし娘ですから)が一転しましたね。
新鮮な感動を覚えたものです。
何より、民謡は苦手ですが、民謡の歌い手に下手な人はいないと改めて実感しました。

このところ、ラジオで感動することが多い気がしています。
先日も、ラジオを点けた途端に耳に入ったのが「野菊の墓」(原作:伊藤佐千夫)の朗読。
民子と政夫の仲が村人の噂になっていると、二人が政夫の母親から叱られているシーンでした。
たった5分の番組なのに、周りの音が消えてしまった感覚がありましたね。

昔、寒い夜にお風呂の中で、立川談志師匠の「芝浜」を聴いたことがあります。
あの時も、やはり周囲の音が消えた、という感覚がありましたね。
その後、師匠の落語を生で聴く機会がありましたが、同じ感動は味わえませんでした。
落語は生が一番で、その次はテレビなどで表情や所作を観て楽しむものですよね。
あの時の感動は何だったのか、いまだにわかっていません。

昨日の朝、「立川志らくの演芸図鑑」(NHK総合テレビ)で、志らく師匠が「芝浜」を演じています。
談志師匠の声を思い出しながら聴いていましたが、談志師匠の方が、時には切々と、時には絞り出すようなセリフ回しだったなあと思い出しましたね。

 


立川談志ひとり会 落語CD全集 第46集「五貫裁き」「芝浜」

 

 

ついでに、ラジオ関連の話を長々と・・・(笑)

昔、永六輔さんの「誰かとどこかで」の“七円の唄”コーナーで、ハガキを読んでもらえたことがあります。
アシスタントの遠藤泰子さんがちょっとした読み間違いをしてしまい、そのことで最後まで盛り上がってくれました。
嬉しく楽しい思い出です。

よろしかったら、こちらでどうぞ。↓
永六輔さんと“まあ、いいか” 2016.7.14.


長い間苦手だった、吉田拓郎さんのファンになったのも、ラジオがきっかけです。
雪の降る日、窓に置いたラジオから流れてきたのが、「今日までそして明日から」でした。

 私は今日まで生きてみました 
 時には誰かの力を借りて
 時には誰かにしがみついて
 ・・・・・・

拓郎さんが20代に作った曲を、私は40代で初めて聴き、今も実感しながら聴いています。

 


吉田拓郎 2019 -Live 73 years- in NAGOYA / Special EP Disc「てぃ~たいむ」(DVD+CD)

 


私はテレビ好き人間ですが、さすがに興味のない番組をもダラダラ観ていることに嫌気がさしてきました。
今頃?ですが・・・。(笑)
朝ドラも卒業しました。
ヒロインが明るく元気に時代を乗り越えていくという朝ドラらしいドラマに、半年も付き合うのもきつくなってきました。
こちらが舞台で、素晴らしい作品だった「おかえりモネ」を最後にというのは、良い機会になりましたね。

ラジオは、耳鳴り(メニエル病の後遺症)をごまかすために一晩中点けっ放し状態ですが、これからも付き合い続けることになります。



↓ 三谷幸喜さんの第1回監督作品。
  ドタバタにスピード感があって、一番好きですね。
 楽しく、笑えます。

ラヂオの時間 スタンダード・エディション [DVD]

 

 

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