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【闘病日記 50】再々発、そしてフルダラ生活

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
   “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

11月初めからダルさが続き、どんどんひどい状況になっていったので、通院予約日を1か月早めて診察してもらいました。
血液検査の結果が異常で、当日に骨髄穿刺、翌日にはPET検査を受け、数日後には再発(再々発)と告げられました。

治療方法は、前回と同じ(5種目)ということで、早速11月末から今月にかけてフルダラを5日間服用しました。
フルダラ(飲み薬)+リツキサン(点滴)の組み合わせになります。
リツキサンは入院して、ということでまだ受けていません。

年末年始は病院が混んでいるようで、入院は1月半ばと決まりました。
点滴に特に問題が無ければ、1週間もかからずに退院できる、とか。
すでに入院準備は出来ていて、冬用の衣料でパンパンになっている荷物を、今度はスッキリさせなければなりません。
この状況を知人に話したら、大笑いをされてしまいました。
一緒に私も笑いましたけど・・・。

どこかにホッとしている部分があります。
意外に私は重病患者ではないのかも?などと考えたりして・・・。
少なくとも、緊急を要する状態では無いようです。


あるかしら書店


リツキサンの点滴を受けないまま、今日から2回目のフルダラ生活が始まっています。
年を越して、元日までになります。
“フルダラ生活” って、私の造語(それほどのものでは無いですが)です。
何だか、のんびり穏やかな生活に感じませんか?

今、ほんの少し吐き気を感じています。
吐き気止めも一緒に飲んでいます。
10年ほど前、大腸ポリープの内視鏡手術のために入院したことがありました。
同室の人が抗がん剤治療の吐き気で辛い思いをしていたことをよく覚えています。
思い出すほどに、医学の進歩を実感します。
この程度の吐き気で済んでいることに、本当に有難いと思っています。

スムーズに退院後は、同じ治療を外来で続けることになるのでしょう。
がん患者と医師のQ&Aが掲載された本を読んだことがあります。
その中に、経過観察の期間が不安でならない、医師と会えないことが不安でならない、と・・・。

私も、経過観察期間よりも治療期間の方が、どこか安心できるような気がしてきました。
前回の治療が終わって、1年半です。
異常な感覚かもしれませんが、3度目ともなれば、もう普通なのかもしれません。
今は、治るとは考えられない病気です。
五木寛之さんが言うように、“治める” ように努めていこうと思っています。

 

がん患者の品格



 

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