小栗旬さんを探していたら・・・「それが答えだ!」
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しんでいます。
戦いのシーンや残酷なシーンが苦手なはずなのに、なぜか魅入られるように・・・。
三谷幸喜さん脚本のマジックでしょうか。
その魅力については、いずれ書きたいと思っていますが・・・。
先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 小栗旬スペシャル」を観ました。
観ているうちに、彼がかつて「それが答えだ!」(フジテレビ系・1997年)に出ていたことを思い出したものです。
今日になって、録画VHSを引っ張り出してみました。
なぜか今も、ビデオもDVDも発売されていないはずです。
当時、午後の再放送分をVHSで録画して、まだ残していました。
久しぶりに再生してみたら、画面は乱れる、音声は途切れる、挙句の果てに地震速報に浜田幸一氏の逮捕のニュースまで入っていました。
再生した箇所がたまたま最終回でしたが、そのまま観始めてしまいました。
天才指揮者(マエストロ)鳴瀬役の三上博史さん、有理子先生役の羽田美智子さん、池田先生役の萩原聖人さんも、とにかく若々しい。
羽田さんはとても美しくて、このドラマ以来ずっと注目し続けている女優さんです。
中学生役の中心が、藤原竜也さんと深田恭子さんで、本当に初々しいですね。
傲慢とも言える天才指揮者と田舎の中学生や大人たちとの触れ合いを通して、それぞれの成長を描いたドラマです。
有りがちの展開と思いながらも、澄んだ空気が感じ取れる景色の素晴らしさ、素朴な人情、そして素敵なクラシック音楽に癒されます。
今回も、結局最後まで観て、恥ずかしながら泣いてしまいました。
泣けた自分にホッとしています。
今の世の中の状況では、泣ける時には泣いていたほうがいいんだ、と言い訳をしてみます。
最後にウルフルズの「ワンダフル・ワールド」が流れます。
元歌、サム・クックの「ワンダフル・ワールド」は好きな曲です。
ハリソン・フォードの主演映画「刑事ジョンブック 目撃者」(1985年)のワンシーンで知った曲ですが、その後サム・クックのCDを探して、最後はウルフルズの曲へとたどり着いたわけです。
英語の歌詞と発音を合わせたような日本語の使い方が上手いですね。
今回、最終回の最後、三上さんの指揮での長い演奏シーンには圧倒されました。
小栗旬さんは、どこへ行った?状態になりましたね。(笑)
ドラマのクライマックスが、中学生のオーケストラのコンクールシーンになっています。
昨年の優勝校の生徒が小栗さんの役です。
覚えていたのは、トイレの鏡の前のシーンでした。
生意気すぎて鉢合わせた藤原さんとつかみ合い寸前になるシーンでしたが、はっきり言って演技が下手でしたね。
藤原さんの方が背丈があったせいか、彼の方が上手く感じました。
あくまで、昔の話です。
今や、堂々たる大河ドラマの主役です。
いまのところ、演技の達者な俳優たちの群像劇になっているかたちなのに、地味ながらちゃんと成長していく主役を演じていますよね。
生意気な意見ですが・・・。
これからも、楽しめそうです。
<関連記事>
それが答えだ!<テレビドラマ> 2007.6.10.
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