【闘病日記 56】抗がん剤治療の終了。そして、胃カメラのトントン。
「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
“受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。
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先月30日、再々発のために昨年末から続けていた抗がん剤の治療が終わりました。
フルダラ(飲み薬)とリツキサン(点滴)の6回目です。
最初はフルダラが先行するかたちでしたが、先生曰く“つじつま合わせ”をして(笑)、同時期に終わることが出来ました。
効果をちょっと疑うほどに、特にひどい副作用も無く終わりました。
正直、ホッとする気持ちと同時に、これからへの不安な気持ちがありますね。
3度目ともなると、経過観察の期間よりも治療期間の方が安心に思えてしまう、というおかしな状況になってしまいました。
先月半ば頃に突然吐き気がして、胃の状態もおかしくなりました。
5回目の治療から2週間は過ぎていましたから、抗がん剤が原因とは考えられないらしいですね。
近々消化器内科への通院もありますから、そちらで診てもらうことになりました。
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去年の胃カメラが辛かったので、考えただけでも憂鬱ですね。
よだれに加えて涙が出たものです。
胃カメラは何度も経験がありますが、忘れられないことがあります。
以前の病院で、胃カメラの間、看護師さんが上側になった左腕を指先でトントンと優しくたたき続けてくれたことがありました。
その時は、まるで子供扱いだなあ、などと思ったものですが、今思えば、とても気持ちが落ち着きましたね。
不安なときに誰かに触れられているって、やはり安心しますから・・・。
思い出すたび、温かい気持ちになります。
その後、一度も同じことにあったことがありませんから、余計に看護師としての彼女の素晴らしさを感じています。
以前は胃カメラが得意でした。(笑)
なぜか最近は苦手になっています。
年齢的なものでしょうか。
トントンしてくれないかなあ、なんて切実に思うんですが・・・。
久しぶりに、下手な句を一句。
雲白く がんの治療を 卒業す
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