【闘病日記 60】トイレの前でスクワットを
「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
“受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。
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突然、トイレのタンクからの水が止まらなくなりました。
管理会社への連絡か、業者を呼ぶ方がいいのか、それとも確か火災保険に水漏れについてのサービスがあったな、とか・・・。
パニックで混乱していました。
とにかく、水を何度も流してみて、4度目ぐらいに突然のように止まった時には奇跡かと思ったものです。
問題はそれからですね。
取り合えず管理会社へと思っても、その日は日曜日。
不安で使えないので、お風呂の残り湯をバケツに入れて準備して、その都度流すことに。
週が明けたら試してみて、流れっ放しなら飲料水などをできるだけ貯めて、元栓を閉めて管理会社に連絡する。
そう決めました。
未使用の非常用水タンク(折りたたみ)を引っ張り出してきて、災害時の予行練習になると、必死になっていました。
以前、トイレの詰まりで管理会社に連絡したところ、修理代金が10万以上になると言われたことがあります。
その時は、自力で何とか解決したものです。スッポンで・・・。(笑)
そのこともあって、YouTubeを観てみたら、凄いですね。
タンクの構造や、部品の交換の方法がわかりやすく説明してくれる映像がたくさん。
この日、ホームセンターに(実はその中にあるダイソーへ)行く予定があったので、ついでにコーナーを探してじっくり見てきました。
そして、迎えた月曜日。
恐る恐る(固唾を飲むというんでしょうね)水を流したところ、普通に水は止まりました。
奇跡か!このままで終わるわけがない!
それからは、トイレを使用するたびに、ドアの前で水音が消えるまでじっと立っていました。
これは、トイレの回数が多いと結構ストレスになりますね。
思いついたのが、その時間にスクワットをすることでした。
イライラも無く、運動になり、一石二鳥です。
スクワット12回、かかと落とし(医師で作家の鎌田實さん推奨)なら30回。
いまだに続けています。
その後、水が流れっ放しになることはありません。(笑)
スクワットついでに・・・。(笑)
毎朝10分のテレビ体操(ラジオ体操を含む)を続けています。
一日のルーティンに組み込まれていて、自然に続けられています。
それでも、病気を告知された時にも休まなかったのには不思議ですが・・・。
今年の元旦から指導者の多湖肇さんの姿を見かけることがありません。
高齢者や体力の無い人にも配慮した体操をさせてくれた方でしたね。
今頃になってネットで調べてみたんですが、理由ははっきりしていなくて、引退説が多いようです。
寂しいですし、残念です。
毎朝、体操をしながら、必ず思うことがもうひとつ。
一人になった「やまと尼寺精進日記」のご住職(後藤密榮さん)は、この時間に同じように体操をしているだろうか、ということですね。
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