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【通院日記 66】漢方薬(六君子湯)デビュー

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
 “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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このところの体調の悪さで、3度目の再発で入院か?という騒ぎまで起こしましたが・・・。

  詳しくは→【通院日記 65】奇跡?そして、通院日記&6年日記のこと

騒ぎは終わったものの、症状は相変わらずのままでした。
いつもならウルソを飲むのを休むと、1週間くらいで体調は落ち着いていたものです。
さすがに長期間休むことには不安になりました。
内科(かかりつけ医)で訴えたところ、漢方薬で様子をみましょうとのことで・・・。

六君子湯(リックンシトウ)・・・この歳になっての漢方薬デビューです。(笑)
不思議にワクワクしたものです。
これまでにはイヤになるほどたくさんの薬を飲んできたのに、です。

 


 

漢方薬はゆっくり効果が出るものと聞いたことがあります。
期待しながら、元凶(と思っている)のウルソも再開しました。
飲み始めてから2週間、吐き気をほとんど感じなくなりました。
たまに微かに感じる程度で・・・。

考えてみれば、今や薬は錠剤やカプセルが主流で、顆粒などは珍しいようですね。
飲むのにはちょっと苦労をしていますが、このまま良い状態が続くことを願うばかりです。

先ほど、NHKプラスで「TVシンポジウム がんと生きる長い旅」(NHK・Eテレ)を観ました。
私も、一応血液のがんです。
医師が “抗がん剤などの副作用対策として漢方薬を利用しています” と語り、例として六君子湯を挙げていました。
思わず “やったァ” と・・・。
私にとっては、両方に効果があるということですから・・・。

番組は、とても参考になりました。
患者(秋野暢子さん)、サポート組織のかた(患者でもある)、そして医師のかたが出ていて、それぞれの立場での意見が交わされています。
患者も見られる “公開カルテ” のことは、特に興味を持ちました。
患者と医療者が対等になれる、通常のシステムになるといいですね。

 


 

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