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テレビ雑感

【闘病日記 61】それでも私はあきらめない

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
 “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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連休中(5月4日)に、「それでも私はあきらめない 網走・病に向き合う医師」(NHK総合)を観ました。
途中からだったので、ほとんどはNHKプラスで、ですが・・・。

病院で唯一の呼吸器専門医である女医さん、自らもがんを患っていながら、患者さんの診察を続けています。
7年前に大腸がんになり、手術や転移を繰り返している状況でした。

映像には、笑顔で患者さんに向き合い、寄り添う様子や、自分の検査結果に落胆する姿などが映し出されていました。
“本当はいつも不安で泣きたくて、叫びたいけど、我慢して忘れようとしているだけ”
患者さんには“大丈夫!” と腕に触れて声掛けをしたり、自分の検査結果が期待を下回っていても、常に笑顔を絶やしません。
この笑顔の大丈夫!が、どれほど患者にとって心強いものか。


 ↓ 今、読んでいる本です。記事とは関係ありません。(笑)
 金曜日の夜、NHKラジオを聴いている人ならわかりますね。

 

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朝ドラ「あまちゃん」再々放送中

 

 

朝ドラ「あまちゃん」(2013年・NHK)の放送が、又始まりましたね。
本放送から10年の節目での放送です。
今回もBSなので、観られないのが残念です。

始まって間もないのに、ネット上での盛り上がりが何とも嬉しいですね。
と言うわけで、本放送を録画していたビデオ(後半はDVD)を引っ張り出してきました。
せめて放送に合わせて1話ずつ観て、皆さんと感動を共有したいと思いましたから・・・。

当時全話を録画していたのは、同郷の宮藤官九郎さんの脚本だからでした。
面白くなかったら途中で止めようと思ったのですが、それどころではなく、面白くって仕方なかったですね。
大変なブームになりましたし・・・。
震災から2年後の放送で、今考えると奇跡とも言えるドラマでした。

 


 

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東日本大震災から12年

昨日は3月11日、東日本大震災から12年経ちました。
大きな被害は受けませんでしたが、やはりあの時の状況を忘れることは出来ません。
今年は例年以上に気持ちが沈みがちになっていました。
亡くなった方々の13回忌にあたるからでしょうか。

NHKローカルTVで「被災地からの声」(現在「被災地からの声 つぎの一歩」)という番組があり、当時から聴き続けています。
観るのも聴くのも辛い時期から、とにかく前を向いて歩き出した過程をずっと観てきました。
今個人的にはどこかホッとしていたりするんですが、考えてみれば、こうして出演して語ってくれる人は一部であって、全体では無いんですよね。

3月11日が近づくと、テレビやラジオでは特集番組が組まれます。
風化させないためにも必要なこととはわかっているんですが、全部を観ていては精神的に参ってしまいます。
声高に体験や防災を語る番組が苦手で、独り言のように静かに語る番組を選んでは観ていました。

「東北ココから 言の葉トラック」(NHK仙台)を観ました。
東京から岩手県まで、トラックに積まれた言葉の数々が運ばれていきます。
“あの日何をしていましたか?” に対する答えのメモが貼られています。
途中途中で、トラックに上がり見つめる人々がいました。

 

 

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わって

 

 

昨日で大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)が終わりました。
感想はと言えば、“凄いものを観てきた。面白かった!” です。

大河ドラマはよく観ていた方だと思いますが、一年間ダレることなく、それも緊張感を持って観続けられたのは初めてかもしれません。
あの大人気だった、いまだに歴代最高視聴率らしい「独眼竜政宗」(1987年)でさえ、8話くらいで挫折していました。
こちら仙台の英雄なのに・・・。

関連の本を買ったのは、「平清盛」(2012年)以来ですね。
ドラマの内容のものというよりも、ドラマで描かれた時代に関するものです。
歴史が苦手な私にとって、より分かりにくい時代ですから・・・。
ちなみに、「平清盛」は映像が汚いとか言われて、一般的には評判は良くなかったようですが、私は好きでしたね。
なぜかネット上の大河ドラマ歴代のベストテンとかに入っていたりしています。
結構好きなファンは多いと思いますけど・・・。

話を戻して・・・
「鎌倉殿の13人」は、武士の社会が確立する前の時代、描かれているのは謀略や裏切りの繰り返し・・・。
観ていると、戦国時代がいかに礼儀正しく(?)戦いをしていたかと実感させられたりしました。
刀や矢が出て来るシーンが苦手なので、その度に目を逸らしたりしていましたけど・・・。

観続けられたのは、やはり三谷幸喜さんの脚本と、個々の出演者の演技の素晴らしさでしょうね。
殺伐としたシーンの連続の中に、ちょっと挟まれるユーモアのシーンに、挫折しそうな気持ちが救われたりもしました。
脚本の素晴らしさはもちろんですが、それを演じる俳優さんたちの熱量が伝わってきました。

 


 

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お笑いが好き~サンドさんのドッキリや関根勤選手権について

コロナ禍や自分の病気のこともあって、テレビはほとんどお笑い関係ばかり観ています。
ニュースは観ていて辛くなることばかりですし・・・。

お笑いとは言っても、漫才やコントではなく、芸人さんのトークを中心にした番組やバラエティばかりですね。
「アメトーーク!」(テレビ朝日)や「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)は、気に入ったテーマの時に録画をして観ています。

笑えることが一番ですが、何より芸人さんたちのトーク力に惹かれますね。
興奮してのツッコミ合いなど、もちろん演技というか芸の力というか、プロだなあと感動して観ていることが多いです。
努力を重ねて重ねて、才能を咲かせられたから、今ここにいるんだなあ、とも思わせられます。

彼らが出演するバラエティも楽しんでいますが、どっきり企画だけは苦手ですね。
ただし、サンドウィッチマンの富澤さんが伊達さんにどっきりを仕掛けた番組(「ロンハー」の一部)の録画は残しています。(笑)
仕掛けられるたびに伊達さんが嬉しそうに喜んで、最後は立場が逆の仕掛けがあったりして、思い出したときに観返してはほっこりしています。
ちなみに、サンドさんは宮城県人として東北人として誇りに思っています。


 

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「NHK俳句」俳人・森田愛子のこと

 

   虹消えて すでに無けれど ある如く

                 森田愛子(俳人)

 

17日の「NHK俳句」(Eテレ)のテーマは “虹”。
そこで紹介されたのが、森田愛子の句と人生でした。

「NHK俳句」を観るようになってから、どれだけの時間がたったか、もうわかりません。
今は惰性で観ているような気がしないでも無いですね。
以前は、早朝の歩き(散歩でもなく、ウォーキングでもない)に、下手なりに俳句をひねったりしていたのですが・・・。
図書館で関連書をたくさん借りてきては読み、「プレバト!!」(TBSテレビ)も楽しんで観ていたのですが、どんどん難しさを感じるようになってしまいました。

この日の放送で、オープニングで紹介されたのが、上の句でした。
正直、普通の句に感じたものです。
森田愛子という俳人をまったく知りませんでしたし・・・。
何とも浅はかだったと後悔したのは、番組内で紹介された彼女の人生と句の意味を知ってからです。

 

 

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【闘病日記 58】再発?&アニメ「忍たま乱太郎」を楽しむ

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
   “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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一週間前頃からダルさを感じるようになり、一昨夜は全身のダルさでほとんど眠れない状況になっていました。
血液内科の予約日が20日(月)で、それまでは何とか頑張ろうと過ごしてきましたが、さすがに耐えられず、電話で了解を得て通院しました。

ほとんど再発(実際は、再々発)を覚悟しての通院。
祈る思いで受けた血液検査の結果は、特に前回の結果と変わりはありませんでした。
逆に、前回かなり低かった白血球の数値が少し高くなっていました。
それでも、低めではありますが・・・。

予約日ではないし、この日は外来担当ではなかった先生からは「再発かと思ったけど、何なんでしょうね」と言われてしまいました。
申し訳なく思いながら、治療が終了して2か月足らずでも再発はするんだ、と変に確信したりしましたね。

久しぶりに“オオカミ少年” だったかなあ、という反省はあります。
オオカミが来るという嘘を繰り返して、最後は信用されなくなったという逸話のようにはなりたくないですけど・・・。
この病気に限らず、長い闘病生活の中で、神経質なあまりパニックになり、結局空戻り(私にとっては良いことですが)することが結構あったことを思い出しましたね。

ひとまず安心しましたが、今のところ肝心のダルさは消えていません。

 


 

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「青天を衝け」徳川慶喜(草彅剛)の言葉から思うこと


前回の大河ドラマ「青天を衝け」は毎回欠かさずに観ていました。
最初は草彅剛さん目当てでした。
それが、名前しか知らなかった渋沢栄一の人物像や成し遂げた仕事の数々、その人生に圧倒される思いで観続けたものです。

脚本・演出・撮影はもちろんですが、吉沢亮さんの力強く、真っすぐで熱く、常に生命力を感じさせる演技が素晴らしかったですね。
周りを固めた俳優さんたちも素晴らしくて、大河ドラマの魅力を改めて感じたものです。
特に草彅さんは徳川慶喜のイメージを変えましたね。
ギャラクシー賞(個人賞)受賞の理由には、後世に残るとまで表現されていました。

渋沢に限らず、激変の時代の人々が生き生きと描かれていて、その熱が伝わってくるような気がしました。
大河ドラマで初めて、“この人たちがいたから、今の私たちがいる” と思えた作品です。
残念だったのは、オリンピックなどの事情で短い話数になったことです。
渋沢の明治以後に関わった事業をもう少し詳しく知りたかったなあ、という思いがありますね。

本題はこれからです。
今、テレビのニュースではコロナとともにロシアのウクライナ侵攻のニュースが途絶えることはありません。
正直、観聞きしていると辛いですね。

私はワイドショーは観ていませんし、ニュースも決まった時間だけにしています。
朝起きるとすぐに点けていたテレビも、一晩中点けっ放しのラジオを続けて聴くように変えました。
戦場の映像を観ないだけでも、少しは気持ちが落ち着きます。
目を逸らしてはいけない現実と分かってはいても、ですが・・・。

それでも、ニュースは入ります。
そのたびに、思い出すのが「青天を衝け」で草彅剛さん演じる徳川慶喜の言葉です。
“人はどんなときも戦争をするのだ” と、人間は元々理屈抜きに好戦的なのだというような内容に覚えていました。

 


 

 

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小栗旬さんを探していたら・・・「それが答えだ!」

 

 

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しんでいます。
戦いのシーンや残酷なシーンが苦手なはずなのに、なぜか魅入られるように・・・。
三谷幸喜さん脚本のマジックでしょうか。
その魅力については、いずれ書きたいと思っていますが・・・。

先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 小栗旬スペシャル」を観ました。
観ているうちに、彼がかつて「それが答えだ!」(フジテレビ系・1997年)に出ていたことを思い出したものです。
今日になって、録画VHSを引っ張り出してみました。

なぜか今も、ビデオもDVDも発売されていないはずです。
当時、午後の再放送分をVHSで録画して、まだ残していました。
久しぶりに再生してみたら、画面は乱れる、音声は途切れる、挙句の果てに地震速報に浜田幸一氏の逮捕のニュースまで入っていました。

再生した箇所がたまたま最終回でしたが、そのまま観始めてしまいました。
天才指揮者(マエストロ)鳴瀬役の三上博史さん、有理子先生役の羽田美智子さん、池田先生役の萩原聖人さんも、とにかく若々しい。
羽田さんはとても美しくて、このドラマ以来ずっと注目し続けている女優さんです。
中学生役の中心が、藤原竜也さんと深田恭子さんで、本当に初々しいですね。

 

 

 

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【闘病日記 55】「やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣」を観て

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
   “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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9日の「NHKスペシャル やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣」を観ました。
2020年に本放送が終わって、今は再放送を観ているだけなので嬉しかったですね。
身体にも目にもやさしい料理の数々、3人の絶えない明るく楽しそうな笑い声が響く風景が、とても好きでした。

本放送の終わりを突然に感じていました。
だいぶ後になって、副住職の佐々木慈瞳さんとお手伝いのまっちゃんが下山していたことを知って、ちょっとショックでしたね。
私は毎朝テレビ体操(ラジオ体操も含む)をしています。
本放送が終わってからも、3人は変わらずに、私と同じ時間にラジオ体操をしているものと思っていたものです。今もですが・・・。
今回の映像では、お寺の上り口に3人の人形が無くて、何とも寂しかったですね。

ひとりになったご住職の後藤密榮さんはどうしているのか、ずっと気になっていたので、今回の放送は本当に嬉しかったですね。
最初に登場した時、玄関までの道の両側に緑が鬱蒼としていて、やはりひとりでは手が回らないのだと思ってしまいました。
でも、いつもと変わらない穏やかな笑顔で、コロナ禍で野菜を作っているのだと語っていました。


 

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