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日記・コラム・つぶやき

【通院日記 66】漢方薬(六君子湯)デビュー

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
 “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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このところの体調の悪さで、3度目の再発で入院か?という騒ぎまで起こしましたが・・・。

  詳しくは→【通院日記 65】奇跡?そして、通院日記&6年日記のこと

騒ぎは終わったものの、症状は相変わらずのままでした。
いつもならウルソを飲むのを休むと、1週間くらいで体調は落ち着いていたものです。
さすがに長期間休むことには不安になりました。
内科(かかりつけ医)で訴えたところ、漢方薬で様子をみましょうとのことで・・・。

六君子湯(リックンシトウ)・・・この歳になっての漢方薬デビューです。(笑)
不思議にワクワクしたものです。
これまでにはイヤになるほどたくさんの薬を飲んできたのに、です。

 


 

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【闘病日記 65】奇跡?そして、通院日記&6年日記のこと

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
 “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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4月末あたりから体調が悪くなりました。
ダルさに足の異様な重たさ、そして吐き気に下痢などなど・・・。

去年の今頃、消化器内科(自己免疫性肝炎)の薬が長年飲み続けていたプレドニンからウルソに変わりました。
それ以来、何かと体調が悪くなることがあり、その場合には減量したり休んだりしても良いということで、実践してきました。
今回も、まずは飲むのを止めてみたんですが、まったく効果が得られません。
却って、お腹の張りでガスが頻繁に出たり、唇に痺れを感じたり、と症状が追加されるばかりです。

それで、「通院日記」や「6年日記」を読み直してみました。
そこで、ほとんどが白血病の再発時の症状と同じであることがわかりました。
結構ショックでしたね。

8日が血液内科の通院日でした。
その日までの時間がきつかったですね。
先日、「病院ラジオ」福岡 がん専門病院編 (NHK総合)を観ました。
膀胱がんを経験しているMCの伊達さん(サンドウィッチマン)が患者さんと、検査日が近づく時の不安な気持ちを共感し合っていましたね。


 

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「奇跡集」から「あさってより先は、見ない」「居場所がないのがつらいです」まで。

 

最近は、寝る前の1時間弱、布団の中で読書をするようになりました。
ガボール・パッチ(目のトレーニング)をちょっとやってからですが・・・。
図書館の返却期限までに、なかなか読み終えられないことが多いですから・・・。

今読んでいるのが、小野寺史宜さんの「奇跡集」(集英社)。
たまたま返却棚にあった本ですが、初めて知った作家さんです。
読み始めた印象は、文章や登場人物によって若い人だと思ったものです。
意外なことに、50代後半の方なんですね。

まだ第2話を読んだばかりですが、次に借りる本を調べてしまいました。
それほどに気持ちが動きましたね。
心根のやさしい登場人物たちの、細やかな感情が伝わってくる内容に溢れています。

自然災害や戦争、まだあるコロナ、そして自分の病気への不安など、どうしても気持ちが落ち込み気味となっているこのごろ。
気持ちがなごむ、癒される物語に浸りたいですね。
Amazonでの、小野寺さんの本に対する読者のコメントを読んで、楽しみが増えました。

 


 

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仙台育英・高校野球準優勝!!

仙台育英の選手、監督、応援団、そして関係者の皆さん
夏の高校野球大会での準優勝おめでとうございます。
この暑さ厳しい大会期間中、充実の時間を過ごさせてもらいました。
有難うございました。


今も慶応OBの応援に対する賛否両論が収まりませんね。
個人的にも、少しは影響があったとは思っています。
ただ、仙台育英が慶応に勝てなかったことに、私なりに感じたことがあります。

優勝決定戦の前に、心身ともに限界に来ていたのではないか、ということです。
浦和学院・聖光学院・履正社・花巻東・神村学園、いずれも優勝候補として挙げられていた強豪校のようですね。
どこも息が抜けなかった戦いでした。
履正社とは、まるで優勝決定戦のように思えたものです。

あくまで私の想像ですが、慶応戦を前に心身ともに疲労の極致にあって、力尽きかけていたのではないかと・・・。
須江監督が、慶応戦の前に言われました。
“県民も、東北民も、そして関係者の皆さんも、西の方に向けて、パワーを送ってほしい” と・・・。
いつも完璧な対応をする監督に、ほんの少し弱さのようなものを感じました。
後から言えることかもしれませんが・・・。

 

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【闘病日記 63】「話を聞く」とは息を吸うこと~小堺一機さんの言葉から

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
 “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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「聞く」ってことは、知識をもらったり、体の中に新しいものが入るでしょ。
今度は、自分の中にあったものを相手に出すときに、たぶん相手は知らないことが出ているんですよ。
吸うことで聞く。そして、吐くことで相手に聞いてもらう。

 小堺一機「インタビュー ここから」(NHK総合 2023.4.17.)より


小堺さんは、28歳のときから30年以上「いただきます」(フジテレビ系)でMCを務めていました。
当時、ベテランの女性芸能人を相手に番組をどのように楽しくしたらよいのか、悩み続けた話をしています。
当初、“一人でしゃべりすぎている“ と、萩本欽一さんや勝新太郎さんにアドバイスされた話も出てきて、懐かしくなりましたね。
故郷(千葉県市川市)で、おとなに可愛がられた想い出などを語り、たどり着いたのが上のような考え方だったようです。


なぜ、こんな話を取り上げたかというと、ここからが長くなります。(笑)

19日が消化器内科(病名・自己免疫性肝炎)の通院日でした。
前回からの3か月は長かったですね。
20年以上飲み続けていたプレドニンがウルソに変わりました。
症状が安定しているし、ウルソの方がリスクが少ないということで・・・。

副作用は無いと言われましたが、実際は吐き気、下痢、胃の不調などに悩まされてきました。
2度ほど、予約日の前倒しをお願いしましたが、かないませんでした。
自分よりも大変な状況の人がいる、と理解していても、こちらの症状が軽くなるわけでもありません。
結局、3か月のうちの3分の1は勝手に服用を中止、あとは服用しても指示の朝夕3錠ずつではなく、1錠ずつとか2錠ずつ。

 


 

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WBC・日本優勝!!

WBCの日本代表のみなさん、優勝おめでとうございます。

今、ぐったりしています。(笑)
予選からずっと観続けてきました。
正直を言えば、予選は夜の9時以降は観ていません。
勝利を確信してからの就寝ですから、良しとしてほしいところです。

連日凄いものを観せてもらってきたと言ってもいいですね。
特に準決勝(メキシコ戦)はいたたまれなくて、何度も観るのを止めて、明るい外に出て気分を変えたいと思ったものでした。
でも、そうすると実際に負けそうな気がして、音声を消して「らじるらじる」の聞き逃し配信を聴いたり、本を引っ張り出してきたり・・・。
何とも頼りない応援とも言えない応援をし続けたものです。
最後は泣きそうになりましたけどね。

今日の決勝(アメリカ戦)は、正直勝てないと思っていました。
野球は昔から好きですが、知識不足のままできましたから、許してもらいたいのですが・・・。
開始前に、メジャーリーガーぞろい(らしい)のアメリカに対して勝てる要素は何だろうと考えてみました。

それは、団結力とかチームワークと言うならば、勝っているかもしれないと思いましたね。
チームが一丸となっている姿が見えたし、何より一人一人の選手が野球が好きだという姿勢が見えて、高校野球のように感じたこともあります。
今は、良いものを見せてもらった、感動をもらったという思いがあります。

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東日本大震災から12年

昨日は3月11日、東日本大震災から12年経ちました。
大きな被害は受けませんでしたが、やはりあの時の状況を忘れることは出来ません。
今年は例年以上に気持ちが沈みがちになっていました。
亡くなった方々の13回忌にあたるからでしょうか。

NHKローカルTVで「被災地からの声」(現在「被災地からの声 つぎの一歩」)という番組があり、当時から聴き続けています。
観るのも聴くのも辛い時期から、とにかく前を向いて歩き出した過程をずっと観てきました。
今個人的にはどこかホッとしていたりするんですが、考えてみれば、こうして出演して語ってくれる人は一部であって、全体では無いんですよね。

3月11日が近づくと、テレビやラジオでは特集番組が組まれます。
風化させないためにも必要なこととはわかっているんですが、全部を観ていては精神的に参ってしまいます。
声高に体験や防災を語る番組が苦手で、独り言のように静かに語る番組を選んでは観ていました。

「東北ココから 言の葉トラック」(NHK仙台)を観ました。
東京から岩手県まで、トラックに積まれた言葉の数々が運ばれていきます。
“あの日何をしていましたか?” に対する答えのメモが貼られています。
途中途中で、トラックに上がり見つめる人々がいました。

 

 

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【闘病日記 60】トイレの前でスクワットを

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
 “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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突然、トイレのタンクからの水が止まらなくなりました。
管理会社への連絡か、業者を呼ぶ方がいいのか、それとも確か火災保険に水漏れについてのサービスがあったな、とか・・・。
パニックで混乱していました。

とにかく、水を何度も流してみて、4度目ぐらいに突然のように止まった時には奇跡かと思ったものです。
問題はそれからですね。
取り合えず管理会社へと思っても、その日は日曜日。
不安で使えないので、お風呂の残り湯をバケツに入れて準備して、その都度流すことに。
週が明けたら試してみて、流れっ放しなら飲料水などをできるだけ貯めて、元栓を閉めて管理会社に連絡する。
そう決めました。
未使用の非常用水タンク(折りたたみ)を引っ張り出してきて、災害時の予行練習になると、必死になっていました。

以前、トイレの詰まりで管理会社に連絡したところ、修理代金が10万以上になると言われたことがあります。
その時は、自力で何とか解決したものです。スッポンで・・・。(笑)
そのこともあって、YouTubeを観てみたら、凄いですね。
タンクの構造や、部品の交換の方法がわかりやすく説明してくれる映像がたくさん。
この日、ホームセンターに(実はその中にあるダイソーへ)行く予定があったので、ついでにコーナーを探してじっくり見てきました。

 

 

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【闘病日記 59】コロナ発症抑制剤エバシェルド注射を受ける

 

「B細胞性前リンパ球性白血病」と知ってから、自分に言い聞かせている言葉があります。
   “受け入れて、乗り越える”
同じ病気でこの記事を読んでくださる方がいるとしたら、一緒に乗り越えていけたら、と願っています。

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先週、エバシェルドの注射を受けました。
血液内科の通院の際に先生から勧められたもので、この時までエバシェルドのことをまったく知りませんでした。

以下は、ネット情報です。
エバシェルド(販売名:エバシェルド筋注セット)とは、新型コロナウイルスによる感染症及び発症抑制を目的とする薬剤として、令和4年8月30日に特例承認された中和抗体薬(チキサゲビマブ及びシルガビマブ)です。

私は、コロナのワクチン注射をまったく受けていません。
知り合いが今5回目の予約をしたと聞いて驚いているところです。
始まった頃から体調が不安定で、予約した日に受けられる自信がありませんでした。
集団接種会場まで行く自信もありませんでしたし・・・。
何だかんだで、世の中の状況を横目に見ながら、受けないのが普通になっていました。

正直を言えば、どんどん怖くなっていたというところですね。
私の知る限りでは、ニュースではワクチンを全面的に推奨することはあっても、デメリット部分を紹介することがほとんどありませんでした。
ワイドショーは観ませんのでわかりませんが・・・。
ネットにはネガティブな記事が溢れていましたね。
ただただ、とにかく自分で気をつけていくしかないと思ったものです。

 


 

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童門冬二著「小説 上杉鷹山」を読む

 

 

童門冬二著「小説 上杉鷹山」を読み終えました。
例によって、夜布団に入ってからの1時間弱と、起床後20分程度の音読で・・・。
700ページ近いぶ厚い文庫本ですが、この方法だと何とか読めるものですね。

相変わらずの積読状態だった本の1冊でした。
取り寄せたのは、上杉鷹山と心身に障害がある奥方幸(よし)姫とのエピソードに惹かれたからです。
どんなエピソードだったか、忘れてしまうほどに時間が経ってしまいました。(笑)

ここまで、上杉鷹山について知っていたことは、“為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり” の言葉と、ケネディ大統領が尊敬していたというエピソード程度ですね。
だいぶ以前に、筒井道隆さん主演のドラマ「上杉鷹山 二百年前の行政改革」(1998年・NHK)を観てはいますが・・・。

おかげで筒井さんをイメージして読み進めてしまいました。
それにしても、想像以上に素晴らしい人物だったんですね。
財政破綻の危機にあった米沢藩の改革を行ったわけですが、常に民を中心に置く考え方で、当時ならとても受け入れられる状況にはなかったはず。
17歳の藩主・治憲(鷹山)は、清廉潔白で慈悲深く、それでいて思慮深く、常に前向きに改革に取り組んでいきます。

当然旧態依然の反対派の壁は厚く、それに対しても臣下の上下は問わず、領民まで等しく扱う考え方で、何事も隠さず伝え、そして願う姿勢を崩すことはありませんでした。
優しく忍耐を持っての為政も、時には重役たちを処断するということにもなりますが、決して短気にならず、段階を踏んで行っています。
当然、治憲の性格上自身も傷つかずにはいられない、悩みもする、それを乗り越えて改革の道を進みます。

 


 

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