NHKドラマ10「舟を編む」鑑賞中・その2
NHKドラマ10「舟を編む」を、NHKプラスでかなり遅れての鑑賞です。
回を重ねるごとに、辞書編集部の人たちはもちろん、製紙会社の宮本(矢本悠馬)や宣伝部の西岡(向井理)の辞書に対する熱く深い想いに感動します。
第6回は、新社長(堤真一)から、辞書はデジタルでという申し渡しがあった回でした。
西岡の尽力で2週間の猶予が出来ての、紙の辞書の意義とその説得材料を語り合う会でのこと…。
バイトの天童(前田旺志郎)が「情報が古くなっても更新ができない、ファクトチェックをしていて虚しくなる」と…。
四面楚歌になりかけている荒木(岩松了)…。
辞書づくりに人生を賭けてきた荒木は、「紙の辞書はその時代その時代の記録でもある。刻みこまれた情報を残しておくことは大切」と…。
この荒木の言葉に、涙が出そうになったのはこちらが齢をとったということでしょうか。
簡単にアップデート、何でも便利でお得が良い、という今の状況に私は疲れます。
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