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アヒルと鴨のコインロッカー

     「アヒルと鴨のコインロッカー」   公開:2007年

アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]   

監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎  *第25回吉川英治文学新人賞受賞
音楽:菊池幸夫    *テーマ曲:ボブ・ディラン「風に吹かれて」
脚本:中村義洋 、鈴木謙一
出演:濱田岳 瑛太 関めぐみ 大塚寧々 キムラ緑子 なぎら健壱 松田龍平

★一言コメント★
「いっしょに本屋を襲わないか」のセリフがずっと気になっていた作品です。

★あらすじ★
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)と名乗る男に出会います。
初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかけます。
断りきれなかった椎名は、モデルガンを持って手伝いをさせられてしまいます。
その後、河崎やペットショップの店長をしている麗子(大塚寧々)から2年前の話を聞かされることになり・・・。

★おすすめポイント★
・こちら仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の同名小説の映画化。
舞台も仙台ということでロケが行われました。
おかげでこちらのテレビでは、公開前からDVD発売まで何ヶ月もの間延々とスポットが流れ続けていました。
瑛太さんの「いっしょに本屋を襲わないか」のフレーズが耳についてしまって、若者向けだろうと思いながらも、ずっと気になっていた作品です。

・実は、登場人物が入れ替えてあってストーリーが進んでいて、後半それがわかってから、こちらの頭の中で実際の人物関係へ切り替えるのが大変でした。
丁寧に実際の関係に入れ替えてのシーンが再現されてはいるのですが、混乱したままで観終わってしまって、このあたりがこちらの年齢的なものでの理解力不足かとちょっとショックだったりしたものです。
結局、2度観しましたが・・・。

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相棒 複眼の法廷 <テレビドラマ>

「相棒」 season6 第1話 複眼の法廷  [2時間スペシャル]
                      2007年10月24日 テレビ朝日系列放映

       オフィシャルガイドブック相棒 (FUSOSHA MOOK) 監督:和泉聖治
脚本:櫻井武晴
音楽:池頼広
撮影:会田正裕

   キャスト:
      水谷豊(杉下右京) 寺脇康文(亀山薫) 
      鈴木砂羽(亀山美和子) 高樹沙耶(宮部たまき) 
      岸部一徳(小野田公顕) 山西惇(角田六郎)
       川原和久(伊丹憲一) 六角精児(米沢守) 
      田中美奈子(倉品翔子) 宝生舞(田部伊裕子) 
      堀部圭亮(辰巳隆一郎) 石橋凌(三雲法男) 

★一言コメント★
背景に、2009年に開始される裁判員制度を取り上げ、その問題点なども語られて意味の深い見ごたえのあるドラマになっています。

★あらすじ★
交番の巡査がピストルで殺され、その犯人として以前彼に逮捕された銃の密売人が逮捕されます。
裁判員制度が前倒しとなり試験的に実施され、その事件が裁判の対象となります。
裁判で被告は否認をし、その間に裁判員の一人が死亡し事件性を帯びていきます。
裁判員を入れ替えて裁判は続けられますが、その間に特命係(杉下右京&亀山薫)が独自に動き出し、第1の殺人、第2の殺人ともに意外な展開を見せて思いがけない真犯人に辿り着きます。

★おすすめポイント★
・やはり重要なのは裁判員制度でしょう。
ラストで、ドラマとして脚色しているというようなことを表示していましたが、どの辺りのことなのか知りたいものです。
まだまだ実感が無くて、特に勉強もしていませんでしたから・・・。

・被害者側に立って感情的になったり(このドラマではある意味がありますが)、何となく他の裁判員の意見に乗ってしまったり、と裁判の素人には予想されるシーンがあります。
観ていて「十二人の怒れる男」(1957年)をすぐに思い出してしまいました。
自分が選ばれたら、と考えると重いです。

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「相棒ー劇場版」観てきました。

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「相棒ー劇場版」を観に、久しぶりに映画館に行ってきました。
実は、映画になると知った時から最近まで観に行くつもりはありませんでした。
ドラマでの濃密な世界が、派手にスケールが大きくなるだけで薄まってしまうような気がして、正直魅力を感じていませんでした。
それも、水谷豊さんや寺脇康文さんの(特に水谷さんの)想像もしていなかったテレビでの怒涛のキャンペーンを観てしまうと、ぜひ成功して欲しいと思うようになりました。

5月1日に公開されて大ヒットして、それにつられてさまざまなブログや掲示板で感想や意見を見るようになりましたが、絶賛もあるし、批判もあるし、中にはネタバレもあるし・・・。
実際のところ、何かを言おうとしたらとにかく観てからのことでしょうと思った次第です。
それに、映画は映画館で観るように作られているはずですから、いずれDVDやテレビで観られるとしても映画館で観ることの意味があるはずです。
そんな基本的なことにあらためて気がついたものですから・・・。

(ここからはネタバレに近いことを書いていますので・・・)
正直、「相棒」が映画でグズグズになってしまっているのではないかという心配があったことは確かです。
でも大丈夫でした。
テレビでの魅力もちゃんと表現されていましたし、スケールアップもされていて映画ならではと思えるシーンの連続でした。
マラソンのシーンも大掛かりでしたが、それに合わせて亀山(寺脇康文)と伊丹(川原和久)のボートの爆発を防ぐシーン、右京(水谷豊)が閉じ込められた工場の爆発シーンへと畳み掛けるようなシーンの連続で息もつかせぬ展開でした。
犯人とのチェスは、ゲームがわかっていたら楽しめたのでしょうが、そこだけは残念でした。
まだ観ていない人のために、ネタバレになるようなことは書くべきではないのでしょうが、たとえ犯人などがわかっていても、「相棒」ファンならドラマでは観られないシーンがあって楽しめると思います。

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いのちのいろえんぴつ  <テレビドラマ>

ドラマスペシャル「いのちのいろえんぴつ
                     2008.3.22. テレビ朝日系列放送

脚本:橋部敦子  演出:唐木希浩  音楽:葉加瀬太郎
キャスト:国分太一(香川康介先生) 藤本七海(豊島加純) 
      杉本哲太(加純の父) 高橋由美子(加純の母) 
      片瀬那奈(鳴海先生) 蟹江敬三(山村校長)
      原田美枝子(小山内先生)

★一言コメント★
実話に基づいたドラマとのことですが、子供たちにこそ観てほしかったドラマです。
どうして「ドラえもん」などの時間帯に放送出来なかったのか、と残念でなりません。

★あらすじ★
北海道厚岸町の小学校に香川先生が赴任してきます。
酪農地帯にある小さな学校で、5、6年生で12人という複式学級を受け持つことになります。
純朴で伸び伸びとした生徒たちと出会い、希望に溢れて新生活をスタートした香川ですが、生徒の一人が脳腫瘍で余命半年という事実を知らされます。
その加純ちゃんは、明るく前向きな女の子です。
次第に身体が不自由になり車椅子生活となりながらも、それでも学校が大好きで通い続けます。

★おすすめポイント★
・まず、葉加瀬太郎さんの明るく爽やかな音楽に救われます。
いのちのいろえんぴつ」公式サイトへ行くと音楽が流れるので聴いてみて下さい。

・厚岸町の綺麗な風景を観ていると「電池の切れるまで」(2004年・テレビ朝日)を思い出します。
あのドラマも、長野県の安曇野の綺麗な景色と穏やかな陽射しに救われながら観たものです。

・このドラマはたまたま橋部さんの脚本と知って録画していました。
彼女の作品は、「僕の生きる道」(2003年・フジテレビ)「僕と彼女と彼女の生きる道」(2004年・同)「僕の歩く道」(2006年・同)とどれにも感動したものですから・・・。
このドラマの後半、加純ちゃんが夜に一人、布団の中で“死にたくない”と泣くシーンがあります。
「僕生き」で草なぎさんが矢野さんの前で、やはり“死にたくない”と号泣するシーンがありました。
彼らの、一人で死に向き合う気持ちを推し測れば、胸が押しつぶされるように痛むシーンでした。

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アンタッチャブル

       「アンタッチャブル」   1987年/アメリカ映画

アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション 監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:デビッド・マメット
撮影:スティーブン・H・バラム
音楽:エンニオ・モリコーネ
衣装:ジョルジュ・アルマーニ
キャスト:ケビン・コスナー(エリオット・ネス)
     ショーン・コネリー(ジミー・マローン)
     アンディ・ガルシア(ジョージ・ストーン)
     チャールズ・マーティン・スミス
               (オスカー・ウォレス)
     ビリー・ドラゴ(フランク・ニティ)
     ロバート・デ・ニーロ(アル・カポネ)

                      *アカデミー賞助演男優賞受賞(ショーン・コネリー)
                      *パラマウント映画創立75周年記念作品

★一言コメント★
イイ男(=俳優)を集めて、監督が余裕で楽しげに作り上げた映画のように感じています。

★あらすじ★
1930年代、禁酒法が布かれていたアメリカ。
シカゴの警察に財務省特別捜査官エリオット・ネス(コスナー)が赴任します。
ネスは密造酒を扱い暗黒街の帝王と呼ばれるアル・カポネ(デ・ニーロ)の逮捕を目指しますが、警察内部に密告者がいて失敗します。
そこで信頼できるベテラン警官マローン(コネリー)や若くて正義感の強い射撃の名手ストーン(ガルシア)そして本省の部下ウォレス(スミス)を味方につけチームを結成し、“アンタッチャブル(買収できない)”と呼ばれるようになります。
カナダ国境、そしてユニオン駅での銃撃戦・・・。
一人、又一人と仲間を失いながらも苦難を乗り越え、カポネを裁判へ・・・。

★おすすめポイント★
・当時、大好きで繰り返しビデオを観て楽しんでいました。
それでも忘れていることが多いものです。

・オープニングから洒落ていて格好いいです。
モリコーネのワクワクするような音楽に合わせて何かの影が映り、それが次第にタイトル「THE UNTOUCHABLES」の文字であることがわかります。
暗転して、真上から見下ろすショット、髭をあたってもらうためにタオルで顔が覆われているカポネと取り巻く記者たちが映ります。
それだけで、もう映画に引き込まれてしまいます。

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ALWAYS 続・三丁目の夕日<予告編>から

2、3日前に映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の完成イベントのニュースをあちこちで目にしました。
ひとつのテレビ局の製作なのに他局でも取り上げられていたのは前作が大ヒットしたせいなのでしょう。
ちょっと感慨深いものがあります。

まもなく公開ということで、初めて公式サイトを覗いてみました。
真っ先に観たのは予告編ですが、たった1分程度なのに思いがけず涙がブアーッと流れてきました。
“涙がブアーッと”という表現はコミックなどに見られますが、現実に体験したのは初めてかもしれません。
前作の感動を思い起こして、ほとんど“パブロフの犬”状態だったようです。
おかげでドライアイの私には良い結果にはなりましたが・・・。

15日の完成イベントで、吉岡秀隆さんがかなり積極的にコメントをしていたのが印象的でした。
どうしても彼は「北の国から」の純ちゃんで、ずっと観続けてきた人間にとっては身内のような感覚があります。
人嫌いで口下手という印象が強くて、インタビューなどは何となくハラハラして観てしまうのです。
そんな彼も37歳なのですね。
あまりテレビには出ない彼ですが、印象に残っているインタビューがあります。
尾崎豊さんが亡くなった時、NHKが朝の番組で特集を組んでいました。
彼のコメントは覚えていないのですが、古い民家の玄関前で普段着で、動揺を隠さずどこか不安げな様子で答えていました。
ごく普通の、尾崎さんを尊敬する若者としてショックを受けているたたずまいがありました。

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踊る大捜査線<テレビドラマ>

   「踊る大捜査線」全11回   1997年1月~3月 フジテレビ系列放映

    踊る大捜査線(1) 脚本:君塚良一
演出:本広克行・澤田鎌作
音楽:松本晃彦
キャスト:織田裕二(青島俊作)
     柳葉敏郎(室井慎次)
     深津絵里(恩田すみれ)
     水野美紀(柏木雪乃)
     ユースケ・サンタマリア
               (真下正義)
     いかりや長介(和久平八郎)

    ★詳細情報は下記で
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あまりに有名なドラマなのであらすじなどは省略します。

こちらでは、テレビシリーズの放送がきょう(12日)で終了します。
もう何度目の再放送なのかあまりに回数が多すぎてわかりませんが、放送される度につい観てしまうドラマです。
さすがに再放送を観るのはところどころですが、本放送の時は全部観た記憶があります。
最初は若者向けのテイストには付いていけないかも、と思いながら・・・。
ふだんグダグダしているのにいざとなると結束して事件を解決していくという単純明快なストーリー・・・テンポ良く、時には人情をからめていて観終わって爽快感が残りました。

音楽に乗せられて、文字通り踊らされているような感覚もあります。
観る側を高揚させる速いテンポのテーマ曲や、気持ちが入り込んだ時に静かに流れるピアノ曲などメリハリがあって、10年も経つという今も変わらない気分で観られます。
その後、スペシャルやら映画版それもスピンオフまでとどんどん広がっていったわけですが、結局最初のシリーズがしっかり創り込まれていたからということが今回よくわかりました。

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伝説のポップス&ロック「アバ」

「伝説のポップス&ロック (第1回) アバ」 
               NHK総合テレビ 1999年8月17日放送(50分)

ザ・デフィニティブ・コレクション

映画「やかまし村の子どもたち」(ラッセ・ハルストレム監督作品)を観ようとして
「アバ ザ・ムービー」がこの監督の作品であることを思い出しました。
急にそちらを観たくなって、というか聴きたくなってビデオを探してみたのですが
録画していませんでした。
その代わりに見つけたのがこのビデオです。

1999年ロンドンで、アバの曲を使用してのミュージカル「ママ・ミア」が上演
されました。
その頃に行われた4人のインタビューと過去の映像が納められたイギリス制作の
番組です。

彼らの洗練された大人な音楽が好きでした。
聴いていてとにかく心地いいです。
アグネタのソプラノとフリーダのメゾソプラノのハーモニーが素晴らしいです。
伸びやかで開放感があり、煩くなく癒されます。華麗なダンスにも・・・。
来日時、「ミュージック・フェア」でサーカスが共演したことがあるのですが
申し訳ないですけど、格段の差を感じました。

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オリーブの林をぬけて

「オリーブの林をぬけて」   製作:1994年/イラン

    オリーブの林をぬけて

監督:アッバス・キアロスタミ
脚本:アッバス・キアロスタミ
撮影:ホセイン・ジャファリアン
キャスト:ホセイン・レザイ
       タヘレ・ラダニアン
 モハメド=アリ・ケシャバーズ

この映画は初見です。
私は作品を監督で選ぶ傾向があります。
この作品も監督の名前を見ただけで録画して、ずっと観ていなかったものです。

あらすじ・・・
といっても、あらすじというほどのものは無いのです。
ホセイン(レザイ)は工事の仕事を辞めて、映画俳優の代役(端役?)に雇われ
その他の雑用もこなすようになります。
彼が以前から好意を寄せていた学生のタヘレ(ラダニアン)が相手役です。
彼は彼女と結婚したいと思っていて、撮影の合間などに必死に誠意をこめて
告白をし続けるのですが、彼女はまったく口をきいてもくれません。
そして・・・。

監督の作品は「友だちのうちはどこ?」(1987年)と「桜桃の味」(1997年)
を観ています。
どちらも、子どもが友だちへノートを届けに行くことと自殺志願者が協力者を
探して歩く、という大雑把な内容しか覚えていません。情けないですが・・・。
それでも、何となく心に残ったままでいました。

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