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ドラマ「マウンテンドクター」(第1回)を観て

 

 

ドラマ「マウンテンドクター」第1回(フジテレビ系)をTverで観ました。
朝ドラ「虎に翼」以外のドラマを観たのは久しぶりです。
医療関係のドラマが苦手で、長いこと避けていたんですが・・・。
何しろ病気とは縁が切れない生活が続いていますからね。

ただ、雄大な風景が観られそうで、放送日が過ぎても気になっていました。
やはり素晴らしかったですね。
高所恐怖症なもので、一部目を逸らしたりしながら観ていましたが・・・。

かつて「北アルプス山岳救助隊・紫門一鬼」という高嶋政宏さん主演のドラマがありました。
調べてみたら、テレビ東京の番組だったんですね。
こちらでは、昼に再放送されたものをよく観ていました。
やはり雄大な風景が素晴らしくて、事件よりもそちらの方に魅入られていました。
そして、素晴らしい景色だからこそ、その撮影の困難さが感じられたものです。

今回も、景色に魅入られながら、キャストやスタッフの大変さを感じながら観ていました。
数日前に、大森南朋さんが番宣で「ぽかぽか」に出演していました。
“日焼け止めの塗り方を知りたい” と語って笑いを誘っていましたが、こういうことだったのか、と納得したものです。

出演は、大森さん、杉野遥亮さん、宮澤エマさん、檀れいさん、八嶋智人さん など・・・。
それぞれが、事情を抱えているということがわかる第1回でしたね。
メインのストーリーは、心臓病の患者(螢雪次朗)が亡くなった山好きの奥さんと同じ景色を観たいと・・・。

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朝ドラ「まれ」と小日向文世さん

 

朝ドラ「まれ」に小日向文世さんが本格的に登場しましたね。   
このドラマ、ちょっとご無沙汰していたのですが、小日向さんが出てきたということで観てみました。    
   
小日向さん、どんな役でもこなす俳優さんで、それが楽しみでもあったのですが・・・。    
今回はどうなんでしょうね。    
職人気質のパティシエとしても、変人ぶりが極端すぎて・・・。    
これが、ヒロイン・まれ(土屋太鳳)の影響で変わっていったりする朝ドラ的展開になるのか、それとも、実はそこには深い事情がある、とかでしょうか。    
   
小日向さんと言えば、あまりにも衝撃的過ぎた「相棒 season4」(第4話“密やかな連続殺人”&第5話“悪魔の囁き”)での役を思い出します。    
普通では、とても理解不能な殺人鬼なのに、人間的な弱さも垣間見せて、つい惹き込まれて観入ったものでした。    
長い歴史がある「相棒」からはたくさんの傑作が生まれていますが、シリーズ史に残るものになっているのではないでしょうか。   

 


相棒 season 4 DVD-BOX 1

 

 

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NHKスペシャル「見えず聞こえずとも~夫婦ふたりの里山暮らし~」

NHKスペシャル「見えず聞こえずとも~夫婦ふたりの里山暮らし~」   
                                             NHK総合  5月3日放送(6日再放送)

 

   

 

昨年の夏から今年の春まで、丹後半島の山間に住む60代の夫婦を追いかけたドキュメンタリーです。   
語りは、女優の樹木希林さん。    
   
目と耳が不自由な妻と、その夫は、手を触れ合いながらの触手話で意思を伝え合います。
夫は山中の荒れた土地を借り、少しずつ開墾し、農薬や化学肥料を使わずに農業を続けています。    
宮澤賢治やトルストイに憧れ、“人間は農業が基本だ”と考え、武者小路実篤の新しき村に参加したこともあるとのこと。    
その後、全国を放浪し、見つけたのが現在の丹後の地・・・。    
   
妻は、2歳で耳が不自由になり、30歳過ぎに視力が衰え、50代にはかすかな光しか感じられないようになります。    
和裁師の資格があり、今も裁縫の頼まれごとがあるようです。    
   
一度目の離婚、自殺は二度・・・。    
当時を“暗い中、迷いながら歩いているようだった”と・・・。    
40歳ごろ、眼科の先生の言葉    
“心の中に目があるから、心の持ち方が非常に大事だ”    
今ならよく理解できると語っています。
   

 

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朝ドラ「まれ」2週間過ぎて

 

 

NHK朝ドラ「まれ」が始まって、すでに2週間が経ちましたね。   
毎朝、楽しんではいるんですが、あまり印象が残らないままに過ごしてきました。    
   
始まる前は、地域的には「ちりとてちん」(2007、8年)のようなドラマになるのか、と思ったものです。    
始まってみれば、「あまちゃん」(2013年)を踏襲しているような気がしないでもないですね。
   
希(土屋太鳳)の両親を演じる大泉洋さんも常盤貴子さんも、“らしい”と言えば“らしく”、そのままのイメージです。    
しっくりいくと言えばそうなんですが、正直あまり新鮮味を感じないのですが・・・。    
過去に同じようなタイプの役を演じていたのでしょうか。    
既視感がありますね。    
   
主演の太鳳さん、頑張っていますが、しっかりしすぎて、もう少し上の年代の人が演じている感じがしてしまいます。    
「あまちゃん」の能年玲奈さんの、演技以前に見えるピュアさって凄かったんだなあと、今更ながら感じています。       

 

    
DOCUMENT 土屋太鳳FIRST PHOTO BOOK

 

 

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朝ドラ「マッサン」最終回

 

 

 

朝ドラ「マッサン」は今朝が最終回でした。   
   
半年前、初回でエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が亡くなった後のシーンがありましたね。    
そのため、このところ悲しいシーンが続いて、さてどのような終わらせ方をするのか、と興味を持って観ていました。 
   
ラストシーン、マッサン(玉山鉄二)とエリーが手に手を取って走っていくシーンは、これまでの気持ちが塞ぐような空気を一気に吹き飛ばす爽やかさがあって良かったです。    
なぜか、チャップリンの「モダン・タイムス」(1936年)のラストシーンを思い出してしまったのですが、描かれた未来への希望には大きな差がありましたね。    
こちらは明るすぎるほど明るくて、朝ドラらしくてホッとしましたけど・・・。    
最終回に定番の回想シーンもありましたが、過去へ遡る映像に新鮮さを感じたものです。    
   

   
「マッサンの妻」竹鶴リタが大切にしたもの [竹鶴孝太郎] 

 

放心状態で閉じこもってしまったマッサンがエリーの手紙を読むシーンには、ちょっと嫌な予感がしたものです。   
「純と愛」(2012年)の最終回で、延々と続く純(夏菜)のモノローグを思い出したもので・・・。    
延々と続いたものの、ラストの“一日の終わりに自分を思い出して、お休みと言ってください。見えないかもしれないけれど、いつもそばにいますから”には救われました。    
距離的に離れていた人が亡くなって、悲しいけれども、返って常に身近にいるような気がする、そんな感覚になったりしますからね。    
   

 

    
NHKウィークリーステラ増刊 マッサン メモリアルブック 2015年 4/30号 

 

 

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朝ドラ「マッサン」鴨居か堤真一さんか

   

   
今朝の朝ドラ「マッサン」を注目して待ちました。    
堤真一さんが「あさイチ」プレミアムトークで話していたシーンがありましたから・・・。    
   
マッサン(玉山鉄二)がエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)とともに鴨居(堤真一)を訪ねて、退職届を出すシーン。    
マッサンの甘さを徹底的に指摘し、独立して何もかも背負う仕事の厳しさを教え、そして最後には資金援助を申し出る・・・。    
その間には、期待し信頼していたマッサンを失う寂しさ、悔しさも感じさせながら・・・。    
それでも、マッサンを羽ばたたかせようという大きな度量を見せる、という本当に魅力的な演技でしたね。    
あくまでドラマ(実話とは言え)のシーンなのに、圧倒されて観てしまいました。    
鴨居に成りきった堤さん、というかどっちがどっちかわからなくなって、最後は何だか泣けそうになりました。    
   
“セリフを信じて言うしかない”    
“カメラに撮られているという意識がほとんど無かった”    
そう語っていたシーンでした。    
もう感動して、“第1部、終わり!”みたいな感じで、このまま終わってもいいような気がしたものです。    
次回からは、風間杜夫さんがその立ち位置に来るような気がして、期待しています。 

 

    
俺はまだ本気出してないだけ [堤真一]

 

 

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朝ドラ「マッサン」エリーは長屋のおかみさん

 

 

朝ドラ「マッサン」を観ています。   
毎朝中島みゆきさんの歌から始まって、ストレスも無く、すんなり観ていられるのが良いですね。    
マッサン(玉山鉄二)の日本初のウイスキー造りへの挑戦のもよう、その紆余曲折が半年も続くのか、というちょっとした重たさを感じないわけではないですが・・・。    
   
時に起こるエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)との気持ちのすれ違いも、周囲の目も、あくまで明るく表現されているので、ホッとします。    
現実には二人の生き方は興味や違和感、偏見を持って見られることも多かったのでしょうが・・・。   
生まれも価値観も違う二人のすれ違いも、シリアスに描き過ぎないのは、あくまで朝向きです。 
   
相武紗季さん演じる優子が、予想以上に良い役回りで、嬉しいですね。    
よくあるパターン、延々と意地悪をするわけではなく、今の彼女を見ていると、これまでのエリーへの態度が自然なことが良く理解できます。    
久しぶりにストレスなく進む脚本(大羽大介)に出会ったような気がしています。

 

    
マッサン(上) [羽原大介]   
   
    
歌の翼にキミを乗せ [羽原大介]  

 

 

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朝ドラ「マッサン」1週間経って

   

   
朝ドラ「マッサン」が始まって1週間が経ちました。    
スコットランドの景色と中島みゆきさんの歌声(テーマ曲:麦の唄)で、毎朝爽やかな時間を過ごせていますね。    
   
中島さんののびやかに歌い上げる曲は、朝から元気に前向きになれそうで(実は、こちらは体調最悪ですが)素敵です。    
中島さんは“朝っぱらから中島でいいんですか?”と言ったようですが・・・。    
地の底にまで落ちた気分になる曲(褒めてます)から、前向きでも夜向きな「地上の星」(プロジェクトXのテーマ曲)、そしてこの爽やかな朝向きの曲まで、凄い才能の持ち主であることを改めて感じました。
中島さんと言えば、何といっても、つま恋コンサート(2006年)での吉田拓郎さんとの「永遠の嘘をついてくれ」(彼女の作詞作曲)のデュエットシーンは恰好よくて、何度観ても鳥肌が立ちますね。      

 

麦の唄(NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌)    
麦の唄(NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌)   

 

 

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朝ドラ「マッサン」のメイキングを観ました。

 

 

 

今朝、たまたま次の朝ドラ「マッサン」のメイキング映像を観ました。   
これまでには、外国の女優さんが出演するというニュース以外に情報を知らなかったもので、俄然興味を持ちましたね。    
   
国産初のウイスキー製造に奮闘するマッサン役で主演の玉山鉄二さん、髪型のせいか、名前が表示されるまでまったく気がつきませんでした。    
映画「ハゲタカ」(2009年)での佇まい、そして演技が素晴らしかったので、その後がずっと気になっていました。
    
   
   
    
映画 ハゲタカ 

 

   
奥さん役のシャーロット・ケイト・フォックスさんは可愛いですね。    
キュートで柔らかな印象で、朝ドラの空気が一変しそうな気がします。    
でも、姑(泉ピン子)との確執など、設定は従来の朝ドラと変わりなさそうですが・・・。   
   

 

    
マッサンとリタ [オリーヴ・チェックランド] 

 

 

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ドラマスペシャル「宮本武蔵」

 

ドラマスペシャル「宮本武蔵」
                                    テレビ朝日 3月15日、16日放送


宮本武蔵(一) (新潮文庫)


久しぶりに時代劇を観た感がありました。
と思った瞬間に、大河ドラマはずっと観ていることに気がつき笑ってしまいました。
私の中では、大河ドラマといわゆる時代劇とは違っていたようです。
人物とその時代を多少史実とは違っていてもじっくり見せてくれるのが大河ドラマで、チャンバラと予定調和的に進むストーリーというのが時代劇、という感じでしょうか。

前後編で5時間という半端ではない放送時間でしたが、テンポを感じて観続けることが出来ました。
ダイナミックな殺陣の連続と、その間に武蔵(木村拓哉)と結果的に彼の成長を助ける人たちと繰り広げられた静かな問答との緩急があってのことでした。
個人的には、戦さとか斬り合いシーンを観るのが苦手で、普段は目をそらすことが多いのですが、今回はそうもしていられないほど多かったですね。
そうすると、個人的には成立しないドラマになると頑張ったものの、さすがに一乗寺下がり松で武蔵が70人以上を斬り殺すシーンは正視できませんでした。

ドラマを観ていると、どうしてもその制作の裏側を想像してしまいます。
木村さんの二刀流や、佐々木小次郎役の沢村一樹さんの長い刀の扱いは大変だったろうなあ、と・・・。
様になるように見せるだけでも大変なのに、あれだけ迫力のある殺陣シーンの連続に、俳優(主役もそれに絡む脇の人たちも)って凄いなあとも思わせられたものです。
思いをそこに持っていくことで目の前に展開されている凄惨なシーンを乗り越えたりしていました。
お通役の真木よう子さんとのシーンなどでは、二人とも白い息がハッキリ映っていて、真冬に撮影したのだろうなあとその苦労を思い、その分二人の想いに感情移入がしにくかったり・・・。
観方、楽しみ方はいろいろです。

 


安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~ DVD-BOX [木村拓哉]

 

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