「相棒season13」最終回スペシャル第19話“ダークナイト”
「相棒season13」最終回スペシャル第19話“ダークナイト”
テレビ朝日 3月18日放送
甲斐享役の成宮寛貴さんが今回で卒業ということで、当然のように衝撃的な展開を用意したのでしょうが・・・。
何とも後味が悪い、違和感のある内容でした。
“違和感”と言えば、右京(水谷豊)の“違和感を感じる”という台詞が頻繁に(少なくても3度は)出てきましたね。
おまけに、“嫌悪感を感じる”まで出てきました。
長いシリーズなので、回によっては使われ方が違っていて、そのたびに“違和感を覚える”“違和感がある”じゃないのか、という意見がよく出ていました。
脚本家によっての違いなのかもしれません。
違和感があっても、成宮さんは成宮さんらしい存在感がありました。
かつて同じような役をやっていたような記憶があって(記憶違いかもしれませんが)、その分には無理なく観られたような気がします。
ただ、これは「相棒」じゃないなあ、という思いが最後まで抜けませんでしたね。
甲斐がダークナイトなら、少なくともこの3シーズンで何らかのシーンがあってもよかったんじゃないでしょうか。
まるで違う方向を見せられていて、突然回り右をさせられた気分がしたものです。
つい、角田課長(山西惇)や捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)などの演技に注目してしまいましたね。
これまでのことを思えば、難しい演技になって当然でしょうから・・・。