「相棒season14」最終回2時間スペシャル第20話“ラストケース”
「相棒season14」最終回2時間スペシャル第20話“ラストケース”
テレビ朝日 3月16日放送
オープニングは、花の里のシーン。
右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)が幸子(鈴木杏樹)に説教をされるという、ちょっと楽しくまったりとしたシーンから始まりました。
それが、警察学校での大量殺人という凄惨なシーンへと移って、目を背けたくなりましたね。
それも、その後何度もそのシーンが出てきて、銃声が響くのには参ってしまいました。
その犯人・伴野(瀬川亮)がテロの脅威、政治家の対応の生ぬるさを訴えながら自殺するまで、緊迫したシーンが続きましたね。
時間経過はそこで半分、その後どうなるのだろうと思ったものです。
後半、ドラマ的に失速した印象がしたのは、前半が強烈過ぎたんでしょうか。
結局、鴨志田(高岡早紀)が伴野を動かし、彼に心酔した金井塚(小柳友)も動き、それが副総理(小野寺昭)や菊本(石橋蓮司)の思うままだったということですか。
最終的には、政治家が最悪ということでしょうが、金井塚が一番怖かったですね。
理由を聞かれ、“やりたくなったとしか言えない。 人を殺してみて自分は生まれ変わった” と恍惚とする表情にはゾッとしました。
現実に、テロに参加する人間はこんなふうに入っていくのかな、と思ったものです。
↑ 出演:小柳友